旭化成グループの住宅部門ヘー◯ルハウスの内定者です。今回の旭化成建設の不祥事が発覚し、入社してもよいものか非常に悩んでい…

Question

旭化成グループの住宅部門ヘー◯ルハウスの内定者です。今回の旭化成建設の不祥事が発覚し、入社してもよいものか非常に悩んでいます。別会社のこととは言え、ブランドの信用が堕ちたことは確かです。影響もあると思います。
みなさんの意見を聞きたく思います。自分で考えろというのはごもっともですが、どうかよろしくお願いします。

Answer 1

三井不動産の横浜マンション杭打ち偽装事件の担当者が関与した41件を含む3040件の杭打ち工事の全体像が不明ですが、最悪の場合、旭化成建材と旭化成ホームズを併せて売却の可能性もありますね。6000億程度ですから同じルーツの積水化学工業や積水ハウスに売却できれば傷も浅く、旭化成本来の繊維や化学メーカーに回帰できるわけです。先月の常総市での豪雨では評判を上げましたが、今回の不祥事は最悪で根が深そうです。旭化成ブランドを一気に落としました。一担当者だけの単純な施工ミスではなく、旭化成建材の組織的な悪しき体質や、業界全体の慣習からくる当たり前の事例で氷山の一角の話で終わるかどうかで結論が出そうですね。仮に業界全体手抜き工事が当たり前ならマンションの資産価値は大暴落。旭化成としては横浜のマンションだけの補償で幕引きにしたいところでしょうか。いづれにしてもヘーベルハウスの営業はかなりしんどいと思いますよ。マンションの杭打ち施工なんて中小の下請け専門会社の仕事。3%の売上に満たない特殊建築で旭化成のブランドに傷をつけましたね。杭打ち工事なんて撤退するべきです。

Answer 2

会社のチェック体制とか言っても、完全な体制というのは不可能です。サプライヤーの原料に問題が発覚という事がありました。資本関係はありませんでしたが、例え資本関係が有っても、全てのプロセズ実際を監視するのは無理です。

アメリカSOXを経験しました。完璧にクリアしようとすると、すごく厄介な事で、業務に影響が出ます。しかし結局決めごとからの逸脱はないかというチェックですので、証明情報が整っているかのチェックです。担当が何をしているかなんて監視していないので、情報のねつ造は可能ですし、されたら統制が聞いているはずの社内でも終わりです。大量にある情報の１つ１つを詳細に裏付け検証していたら、業務が停止します。

とは言っても旭化成というに大看板に傷がついたのは事実ですね。しかし朝日化成建材は行き先不明ですけが、成住宅事業はなくならないと思いますよ。

①ケミカル・繊維 売：9,546億、営利：646億
②住宅・建材 売：6,038億、営利：630億
③エレクトロニクス 売：1504億、営利：143億
④ヘルスケア 売：2571億、営利：308億

このデカい割合を占める②を捨てられるとは思えません。杭問題は今ブーメランのように三井側に戻っている感じですし。

以前、会社更生法が適用された航空会社から転職して来た人がいました。私を含めて皆、何で辞めたの？居れば良かったのに(^^)

今内定を取り消して問題ないなら、その選択も良いと思いますけど。

Answer 3

結論を先に言わせていただくと別の住宅関連会社を受け直すことをお勧めします。

今回の改ざん事件ですがどう転んでも旭化成建材の責任が最も重いです。
設計した会社や元請けの責任を追及する人がいますがまず、設計した会社に瑕疵はありません。
一般的に設計時には推定支持層線を設定して設計します。それは地盤内にある支持層を的確に把握するのは
不経済であるからです。厳密にマンション下にある支持層を把握するとすれば、支持層まですべて掘り起こして
そこで地盤耐力があるか現場で検査しないと確認できないからです。そのため、適切な箇所で何本かボーリングをして
支持層線を推定して設計します。それで実際施工するときに支持層に届いているか確認するのです。支持層が想定より浅い場合も
ありますし、深い場合もあります。そのため、杭は支持層に届いていないのであれば、それを施工した会社が一番重い責任が発生しますし、今回は悪意ある改ざんですので言い逃れはできません。よって旭化成建材が最も重い責任を取らなければなりませんし、
そういういい加減な（違法性のある）施工を会社としてチェックできなかった旭化成の体質は大問題です。
よって倒産することはまずないと思いますが超優良企業から２流企業になりさがる可能性は大です。

そのため、別に会社に就活することをお勧めします。

Answer 4

今回の件で、事と次第によって旭化成はグループとして建設事業から撤退を余儀なくされることも想定しなくてはならないでしょう。
一部上場の一流企業が、まさか、と思うかもしれませんが、かつて乳業トップだった雪印が、いとも簡単に廃業に追い込まれてしまった例もあります。
住宅部門は建材とは違う、と言っても、ユーザーには通用しません。

今から他に鞍替えできるのであれば真面目に検討すべきです。
住宅メーカーの営業は不人気業種で、積水、ダイワの2強といえども未だ採用予定数に未達で苦戦していると聞きます。へーベルを蹴って上記2社へ、というのであればまだ可能性はあるでしょう。

住宅業界希望だとしても、わざわざ泥船の旭化成丸に志願して乗り込むのは得策ではありません。