公立と専門学校。 ん、公立てことは国公立の大学てことかな? だとすれば、専門学校と大学では、進路の選択肢の幅が全く違います。 一先ず、作業療法士の学校選びについてお話ししますね。 的外れだったら申し訳ない。 結論から言うと、できるだけいい学校を卒業しておくべきです。 優秀な大学>大学≒優秀な専門学校≧できたばかりの大学>>>できたばかりの専門学校 例外はありますが、だいたい、こんなところでしょうか。 作業療法士の学校を卒業して得られるのは作業療法士国家試験の受験資格。 そして、作業療法士の免許を取得したとしても、どこの学校を卒業したかなんてどこにも書いていません。 卒業した学校によって、リハビリを実施したことによる医療保険からの点数が変わるなんてことはありません。 そして、作業療法士の免許を取得して10年も経ってごらんなさい。 どこの学校を卒業したかなんて、誰も気にしません。 卒業してから問われるのは、どこの病院でどんな仕事をしたか、です。 特に、作業療法士の免許を取得して最初に勤める病院は重要です。 優秀な作業療法士になることができるかどうか、半分はそこで決まります。 ちょいと極端な言い方をしますが、作業療法士国家試験に合格して、作業療法士の免許を取得しただけでは、「作業療法士」とは言えません。 免許を取得して、バリバリやっている病院で4~5年「修行」して基本的な技術を身に着けて、初めて、「作業療法士」と言えるようになります。 さて、話を戻しましょう。 作業療法士にとって大切な、一番最初に勤める病院はどこで決まるか。 どこの学校を卒業したか、です。 作業療法士の学校は、規制緩和の影響で乱立しているのが現状です。 当然、作業療法士の人数も激増しています。 一方、仕事を通じて作業療法士として基盤となる技術を身に着けることのできる病院の数は変わりません。むしろ、減っているくらいです。 病院から見てどうでしょう。 何年も前から優秀な卒業生を送り出していて、現に、卒業生がうちの病院で働いている信頼と実績のA大学の学生。 ポッと出で名前を聞いたこともないB専門学校の学生。 どちらを採用するか。考えるまでもありません。 学校の実力を見るのは簡単です。 HPの「卒業生の進路」を見るとすぐにわかります。 介護老人保健施設◎◎や訪問リハビリステーション××なんて名前が並んでいる学校は、行ってはいけない学校です。 ◎◎総合病院、△△リハビリテーション病院等々が並んでいる学校に行くことをおススメします。 就職先に済生会、市立、公立、大学付属なんて文字が並んでいる学校は超一流です。 将来的に介護分野に進むにしても、最初は病院できちんとした技術を身に着けなければなりません。 理由は幾つかありますが、簡単に言えば、危ないから、です。 作業療法士は学校が増えて、これから淘汰されていくことは確かです。 しかし、腕のいい作業療法士がいれば幸せになれる人がいるのは確かですし、まだまだ、世の中に必要とされ続ける仕事です。 そういう人になれれば、自然と収入はついてきます。 質問者さんが立派な作業療法士になれるよう、陰ながら応援しております。
なるほど:1
求人票を確認してください。インターネット上にも明記している民間、公的病院等共にあります。 若干、差があるところもあれば、ないところもあります。 むしろ、就職先の差の方が大きいですね。
< 質問に関する求人 >
作業療法士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る