解決済み
経営学科と国際学科 就職に有利なのはどちらでしょうか 私は今、経営学科と国際学科どちらに進学するか悩んでいます。 最近難民問題、貧困問題、ジェンダー論、NPOについて学びたいと考えているのでとても国際学科への進学願望が強いです。 さらに二ヶ国語も習得できます。 ですが、現実的に考えて経営学部の方が就職に有利でしょうか。 自分で決めなければならないことですが、誰かアドバイスをお願いします。
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日本企業の新卒文系採用においては、基本的に学部・学科が問われることはありません。試験や面接を通じて、基礎的な学力やビジネスに通ずる社会常識・見識などを試されることにはなりますが、どの学部だから有利・不利ということはありません。 たとえば、経営学科で会計の勉強をして簿記検定2級を取得していれば、そのことは評価されるでしょうが、それだけで採用が決まるわけではありません。国際学科で2ヵ国語を習得(ビジネスに生かせるレベル)すれば、そのことは評価されるでしょうが、同様にそれだけで採用が決まるものではありません。 よく文学部は不利だと言われることがありますが、たとえば英文学科出身で、本人の関心が英文学作品に偏っていて、社会常識や時事問題への見識がかけていて、対人関係能力にも不安が感じられるような場合は敬遠されると思いますが、英文学科で学んできたことをちゃんと説明でき、かつ社会的な見識や英語力をアピールできて、対人関係能力にも問題なければ、決して就活で不利なわけではありません。 大学で学問を学ぶということは、その学問の方法論(研究法)を身につけ、それを具体的な課題に適用すること(研究すること)に主眼があります。どんな学問でも、テーマを定め、それに対する自分なりの仮説を打ち立て、それを検証するために材料を収集・分析したり、先行研究を調べたりして、それを第三者に分かるように文章にまとめる、という作業を行うことになります。そのような学問の方法論や物事を調べ・整理し・理解する力は、ビジネスや社会生活においても十分に役立つものです。 そしてそのような力を磨くためには、自分が関心のあるテーマを学べる学部・学科に進むことが一番だと思います。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、関心のないことに嫌々取り組むよりも、関心のあることに主体的に取り組んだ方が自分自身の力になることは明らかです。 関心のある問題・テーマを扱っている国際学科に進めば良いと思います。
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