35歳男性です。異業種（商品企画クリエイティブ系）からの転職で、出版社の編集職に契約社員で採用されました。前職では年収4…

Question

35歳男性です。異業種（商品企画クリエイティブ系）からの転職で、出版社の編集職に契約社員で採用されました。前職では年収450万円、今回の編集職は年収280万円（残業代込み）です。給料的にはかなりダウンしますし 、職種的に残業が多く激務なことは分かっているのですが、仕事内容が面白そうなので、転職を前向き考えたいと思っています。ただし、私は結婚しているため、給与面が最大のネックです。私の年齢で、未経験から編集職に転職した場合、年収280万円（残業代込み）という妥当な額のでしょうか？また、先方は長く働いてほしいので、1年後は正社員の道もあり得るとおっしゃっているのですが、、出版業界に詳しくないので、実際のところ、キャリアの将来像がはっきり見えません。出版業界にお詳しい方がいらっしゃればアドバイスをお願いいたします。

補足

因みに、先方には給与面がネックなので2日ほど検討しますということで、入社の返事を保留中です。

Answer 1

別に詳しくないですが知人とかがいるので

現在出版業界は全体的には苦しいので
まだ海のものとも山のものともつかない人材には
そんなもんだとは思いますが
ただ、残業代込みというのは要注意だと思います。
残業時間帯が深夜とかになったりする可能性があるか
確認されたほうがよろしいかと。

また面接のときに例えば、DTPの経験があるとか
Wordなどで400字原稿用紙なら２分で入力できるとか
ご自分の特長をアピールされたのでしょうか？
そういう特技などをお持ちの
即戦力の編集職だとすると、少々安い気がします。

Answer 2

編集者として全く未経験であれば、ご指摘の給与は妥当であると思います。出版転職は本を何万部売上たかという実績がすべてなので、あなたが採用されたのは幸せだととらえるべきです。やってみればすぐにわかることですが、10万部のベストセラーはおろか、増刷がかかることすらめったにないことなのです。やってみれば、手がけた本の実売が平均5割なんてことはザラです。ほとんどの編集者は自分の才能のなさにあきれかえっています楽優出版

Answer 3

正直異業種からの転職はかなりきつい気がします。
内定された出版社がどんな本に強みを持っているかにもよるとは思いますが、いずれにしても専門的な知識を持った方々ばかりの中で、かなり大変な思いをされると思います。
知り合いで出版社の編集がいますが、業界人として一人前になれるのは大体10年と聞きました。編集職はやはり人気な様で、質問者様位の年齢の方の応募もあるそうですが、未経験だと他の職種、例えば営業等勧めているようです。
同じ未経験なら年齢の若い新卒、第二新卒を採用する傾向がある様です。
一冊の本の企画から関わり、出版された暁には大変な喜びのある職業だとは思います。しかし年下の人間に好き勝手言われたり、上からは罵倒されたりといった事があると思います(もちろん社風もあるので、一概にそうとはいえませんが。。)。

そんな逆境の中でも絶対に編集職になりたいという気概があるのであれば、チャレンジするのもありだとは思いますが、給与の大幅なダウン等気になっている事がある中で、耐えられるでしょうか。そして奥さんはきちんと質問者様の意志を尊重して異業種への転職を納得してくれているのでしょうか。

因みに出版社は2013年度の統計で、全国で3,676社。その中で約500社が全体の売上の9割を占有しており、従業員10名以下の小さな会社が約半数です。注1
書籍の電子化の流れも加速しており、中小で強みの出版物の無い所はどんどん淘汰されて行きます。
1年後に正社員の道もあると言われたとありますが、内定通知書に1年後の正社員登用等文言があればいいですが、無ければ安易に正社員になれるとは思わない方がいいと思います。
奥様とよく話し合って、納得のいく結論を出して下さい。

注１．「新・よくわかる出版流通のしくみ」 株式会社メディアパル発行 より記載。

Answer 4

地方の零細編集プロダクションの人間です。新卒で今の会社に拾われ10年以上勤務していますが、年収は300万円程度（もちろん残業代込）です。

【残業が多く激務】
「仕事に慣れるまでは残業が多く激務」ではなく、「この業界で働く限りずっと残業が多く激務」です。プライベートの時間は、ほぼなくなると考えた方がいいです。1日の労働時間は平均15時間程度（長ければ24時間）月の休みは1日あればラッキーです。若い方ならまだしも、35歳になってから下積みスタートで体力的に大丈夫ですか？

【給与面】
「やる気しかない、若くない未経験者」に年収280万円というなら、比較的良心的な会社です。きっと既婚者という部分も考慮してくれたんだと思います。この業界、一部の大手以外は最低賃金ギリギリが当たり前です。昇給はほぼありませんし、ボーナス＝寸志です。退職金制度も基本ありません。社保完じゃない会社も時々あります。定年まで勤続したとしても、年収350万円まで上がれば上出来です。

【キャリアの将来像】
もともと出版業界自体が斜陽産業ですので、将来は明るくありません。デザイン料、編集料、進行管理料など、目に見えにくい部分の単価は存在すら切り捨てられつつあります。廃刊になる雑誌も多く、倒産する編集プロダクションも少なくありません。出版社の規模にもよりますが「先輩社員が丁寧に指導」という環境はありません。育てる余裕がないんです。とにかく先輩社員の後をくっついて仕事を覚えて、自力で勉強して、「与えられた仕事をこなす方法」を見つけるしかありません。とりあえず数年は修業期間と考えてひたすら働き、ノウハウと人脈を得てフリーランスとして独立するという方向性しかないと思います。

【ご家族のこと】
独身男性なら別によいのですが、既婚者であれば「仕事内容が面白そう」「何とも言えない魅力」という曖昧な「夢」に家族を巻き込むことになります。質問者様の年収が450万から280万にダウンして、生活は大丈夫ですか？夫の年収が大幅にダウンし、職場環境も確実に悪化し、福利厚生もなく将来の安定性も見込めない業界に転職することを、奥様はどうお考えなんでしょう。

私が女なので余計にそう思うのかもしれませんが、既婚者であるなら「家族の将来」のことも考えてあげてください。お子様はいらっしゃるのであれば、お子様の習い事や進学にも大きな影響が出ます。「月収280万、家事・育児はすべて奥様の負担、家族と過ごす時間は皆無」という状態では、近々夫婦生活が破綻します。