【美術、教員採用試験について】あるサイトで以下のような書き込みが有りましたが、どれ位真実ですか？？

Question

【美術、教員採用試験について】あるサイトで以下のような書き込みが有りましたが、どれ位真実ですか？？↓

「

120 ：作者不詳：2012/04/11(水) 21:28:35.91
新卒は80パーセント削減だから、美術教師なんて数年は採用ゼロダナ。

121 ：作者不詳：2012/04/12(木) 09:00:14.26
みんな勘違いしてるな。どうしてあんなつまんない人間に美術教師がつとまるのか、と不思議に思っているようだが、
つまらない人間だからこそ、美術教師に採用されるんだ。教師を選ぶ、つまり採否を決めるのは公立では教育委員会、つまり役人の中の役人だ。

熱意のある生徒が求める美術教師は人間的で、自主的で、自由を愛する、創意工夫に溢れた、宮沢賢治のような人間だ。

教育委員会の役人が求める美術教師は、自分のささやかな出世を邪魔しない、退職後の安定した共済年金生活を邪魔しない、
保守的で、自分の意見を言わない、上司の言うことを黙って聞く、お歳暮お中元をちゃんと贈ってくる、常に生徒の立場でなく教委の立場にたって考える人間だ。

教員採用試験でもそういう基準で選んでる。作家を目指してる奴とかは、研修費用を無駄にしていきなりやめて自分の負担を増やすリスクのある奴だからとらない。
作家を目指してるいい先生とかは、たいてい時給制でバイトとかけもちの非常勤講師。

なぜ美術教師になるか？ （俺の同期の奴）
成績が悪いので、大手企業・中小企業・代理店・デザイン事務所
面接全部落ちる
学校に相談する
バイトで講師をやる
受付窓口で社員になる
何時の間にか美術教師になっているが、デッサンも出来ないし、
就職したこともないし、売れるデザインなんかできっこない、
しかし偉そうにしゃべる。

」

Answer 1

とても過激な文言に驚いています。少子化の現在どの専門であれ、どの学校であれ、教員採用試験は厳しいですよ。中途半端な気持ちで試験を受けても採用は難しいでしょうね。一般教養、学科、実技、面接、論文、など、公立学校であれば、試験の種類も多く、試験官も多数です。採点基準もとても細密、厳正で、誰かの情実や、偏った情報で、受験結果が左右されるものではありません。
美術教師についていえば、現職の先生方の中にも多数の才能あふれる制作活動を続け、公募展で多くの成果を上げておられる方を知っています。また、美術教育に情熱を傾け、教育に精励しておられる方も知っています。
日本では、美術だけで、生活を成り立たせることは難しく、教職につきながら制作を続ける方が多いのです。そしてそうした先生方は、教育にも多くの力を注いでおられます。
あなたが見たのは「どこかのサイト」ですね。どこかのサイトよりも、ご自分の目を信じて、ご自分の体験から考えたほうが良いことも多いですよ。

Answer 2

新卒８０％削減かどうかは、解りませんが、
子供の数が減って、教師は余っている状態だとかで、
既に教職についていた人も、社会学習だか研修だかの名目で、
交代で、教育委員会自体に勤めたり、介護の現場などに派遣されたりしているそうです。
知り合いの美術教師も、もう５、６年教職に戻れていません。

Answer 3

そこに書かれているような美術教師も確かに存在します。全くのでたらめということでも無いと思います。ただし、全ての美術教師がそうだというわけではありません。

どの世界でもそうですが、才能と覇気があり真剣に仕事に取り組み、さらに自分のライフワークもちゃんと持って努力している人もいれば、惰性で生きていて、ただ給料さえもらえれば良いからという感じで腐った生き方をしている人もいます。

絵とかデザインの世界では、本来のアートの仕事に挫折した人が教師の仕事に逃げているというイメージがあることは事実で、そうしたことがこうした書き込みという形に表れているのだと思います。

教師というのは大事な仕事です。一部にダメな教師がいるからといってその職業自体を侮辱するような言葉は不愉快ですね。

私は教師ではありませんが、そう思います。