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司法書士と不動産鑑定士のダブルライセンスは、 それがどれだけ直接的に収入につながるかは置いといて、 凄いことなのでし…

司法書士と不動産鑑定士のダブルライセンスは、 それがどれだけ直接的に収入につながるかは置いといて、 凄いことなのでしょうか? 知人がさらっと自慢してきたので質問いたしました。

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    現役の不動産鑑定士です。 司法書士は、試験は難しいと思います。 今現在も、それなりの難関資格でしょう。 しかし、司法書士も、試験合格して数年経つのに、コンビニバイトやら自習室の受付バイトをしていたりするのが現状で、まさに「試験合格しても時給800円」の世界で、食えないことがばれ、最近は「乞食書士」とまで揶揄されるくらいで、受験生が激減しています。 単に減るだけはなく、資格の価値が下がったため、高学歴で優秀な受験生は、受験しなくなっていると思います。 つまり、試験は、資格の価値に見合った水準に、易化してきていると思います。 一件あたりの単価も安く、IT化などで、将来の需要も見込めないため、今後もこの傾向は続くでしょう。 不動産鑑定士についてですが、私は新試験合格の不動産鑑定士ですが、この資格は、平成18年に新試験制度になり、4,600人も受験した中で、94人しか合格できず、難易度が従来の不動産鑑定士試験に比べて、難易度は大幅にアップしました。 以前の旧不動産鑑定士試験は、3次試験でも200人以上は合格していたので、大幅な難易度アップです。 しかし、その合格者の絞込みにより、「不動産鑑定士になっても仕事がない、需要がない」資格だということが、受験生にばれてしまいました。 公共の仕事については、国や地方の財政難で、公共の仕事は一昔前に比べて大幅に減少しています。 また、証券化の仕事もあり、アベノミクスによるミニバブルで、この仕事は、最近一時的に増えてはいますが、リーマン・ショックのバブル崩壊のときは、この仕事も一時はまったく仕事がなくなりました。 そもそも、日本は人口減少社会で、今後経済も縮小していくため、日本の不動産そのものにまったく将来性がありません。 また、最近は、ネットでも不動産の価格が簡単に調べられるようになったり、仕事そのものがコモディティ化しやすい仕事なので、IT化やロボット化にも弱く、その意味でも、将来性がまったくありません。 資格取得そのものの価値が乏しいため、新試験制度開始後の2~3年ぐらいは、継続して受験し続ける人が多かったようですが、その後、受験生が毎年のように減少し、今年の短答試験では、たったの1,400人ぐらいしか受けていません。 特に、高学歴で優秀な受験生は、他にもっと高収入の仕事が沢山あるため、不動産鑑定士試験を受けなくなってきています。 このように、新試験開始当初は史上最難関だった不動産鑑定士試験も、その後は、受験生の減少とともに年々受験母集団が劣化し、易化しています。 特に2011年頃、大きく受験生が減り、目に見えて易化したと言われています。 ですから、たとえば昨年2014年の試験合格者などは、もう大したことはないと思います。 国交省も、この受験生の激減には大いに危機感を持ち、これまでも受験生集めのため、試験問題を簡単にしたり、実務修習のテストの回数を減らしたりなどの、対策を進めてきました。 しかし、資格そのものの価値や魅力、将来性がないことは、如何ともし難く、受験生は減り続けています。 先日は、新試験制度開始10年経過ということで、「試験問題を大きく見直し、試験問題を易化し簡単にする」ということが、国交省のホームページでも、改めて公表されました。 この試験問題の易化により、受験生は一時的に少し回復する可能性がありますが、そうなると今度は合格者も増えます。 合格者が増えれば、一人当たりの食い扶持が少なくなり、試験合格の価値はますます下がりますから、それを見て、また受験生は減少するでしょう。 試験合格の価値が下がることにより、高学歴層もますます受けなくなりますから、受験母集団の劣化はさらに進み、そのうち、難関資格でも何でもない、ただの2流資格に転落すると思います。 簡単になった新司法試験を、高学歴層が敬遠して受けなくなったのと同じです。 不動産鑑定には難易度の高い仕事もたくさんありますから、低学歴で地頭の悪い不動産鑑定士が増えると、事故も多くなり、不動産鑑定制度そのものの維持も困難になるでしょう。 役人というのは、自分たちの保身だけのために、泥縄的なその場しのぎのデタラメ政策しかできません。 資格取得の価値そのものを高めない以上、小手先の試験いじりでは、受験母集団もますます劣化するだけで、何の問題解決にもなりません。 以上、試験の難易度については、不動産鑑定士の方が、近年、受験母集団の劣化で、年を追うごとに試験の易化が急速に進んでいるので、司法書士試験も易化していますが、今現在は、不動産鑑定士試験の方が、ずっと簡単でしょう。 資格というのは、それを生かして稼げなければ、取得の意味はありませんし、両資格とも難易度については、前述のように年々易化していますから、そんなことを自慢しても無意味ですね。

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