解決済み
去年教員採用試験を受けました。個人面接で「不登校の児童がいます。あなたならどうしますか?」という問いに対し、「もちろんその児童が学校に登校できるようになることがベストだと思いますが、もし学校教育にどうしても馴染めないというのであれば、フリースクールなども視野に入れて柔軟に対応したほうがいいのではないでしょうか」と答えたのですが、そのことを友達に話したら「まずいんじゃないの?」と言われました。結果は不合格でした。もちろんこの発言が原因だとは思いませんが、やはりこのようなスタンスはまずいのですかね?私としては、学校教育に適性がない児童にむりやり登校させるほうが問題だと思うのですが。どう思います?
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不登校の児童に対して「あなたはどう働きかけるのか?」を問われています。 「電話で保護者と連絡を取る」「できれば本人と話をする」「会って本人と話をする」「家庭訪問を定期的にする」「朝迎えにいくから勇気を出して登校してみようという約束までこぎつける」 など、不登校児童を不登校児道でなくする具体的方策を問われています。 しかし、この発問は、具体的方策の『優劣』を判断するためというよりも、●『熱意ある教師』かどうかを判断しようとしています。 ですから、友人も指摘したように、「仕方がない」というような『傍観者としてのスタンス』はマズイと思いますよ。 不適格な子どもを見切ってしまう(切り捨てる)のではなく、自分の手で一人でも救ってあげたい、というスタンスこそが望まれますし、必要でしょう。
なるほど:3
数字と無機質な報告書を第一主義とする、お役所の判断がどうなのかは分かりませんが、 回答だけから見ると、不登校の児童と教師との向き合い方を質問は意図していたのではないかと思います。 「もちろんその児童が学校に登校できるようになることがベストだと思う」のであれば、そのためにどのような努力をするか、 対教師(同僚)、対児童(クラスメイト、同学年、異学年)、対家庭(親との連携、情報交換、対応の仕方)、対地域 その他色々な取り組みの仕方があると思います。学校に通えなくなりフリースクールに通わざるを得ない事が、周りに何事も無く 通学できている級友を背にして置かれている児童とどう向き合えるか、ということを聞きたかったのかもしれません。 「フリースクールなども視野に入れて柔軟に対応する」事に抵抗感が無ければ何の苦労もありませんが、大抵の家庭は、 周囲の標準から逸れ、違う道を通過せざるを得ないことに非常に後ろめたさを感じます。現実として、その選択肢は 覚悟しておかなければいけないことだと思いますが、どうしていいか路頭に迷っている児童やその家族に突きつけてしまうことは あまりにも残酷だと受け止めるであろう事だと感じてしまうのでしょう。 情報操作されている世論への皮肉としては、「いじめ」(いじめ自体、今騒がれる前も陰湿にずっと続いていましたが)に対する 心構えやあなたの教師としての信念を聞き出したかったのかもしれません。 この1つの質問と回答だけが採用の決定材料ではないのかもしれませんが。
なるほど:1
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