日本人の労働時間を短縮するためには？

Question

日本人の労働時間を短縮するためには？日本の男性の年間平均労働時間は世界29ヵ国中ワーストと
いうのを本日の某テレビニュースで観ました。
超学歴社会の韓国の労働時間すら上回っている現実。

そりゃ、少子化も改善どころか加速しますわね。
他の国では家族団欒や家族づくりをしている時間も
日本では仕事しているのですから。

逆にベスト３はフランス・フィンランド・ベルギーです。
いずれも先進国で生活水準も文化的水準も高い、本物の先進国です。
一方、労働時間では明らかに『現代の奴隷』を体現している実は貧しい日本。
そりゃ、本当に優秀な日本人は東大を滑り止めとし、
7割が本命の海外の大学に行くのも納得ですね。

フランスはなぜ短時間労働で高経済水準を維持できるのでしょう？
日本もこれらの国に追いつくために必要なことは何ですか？

Answer 1

新自由主義の排除・・・・・・・・

Answer 2

まずは、職場に労働基準法を根付かせ３６協定を守らせることです。

そうするには、職場に労働組合をつくり正しく機能させることです。

労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。

しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権（憲法２８条労働３権）が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em

最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結出来ます。

法規の効力の順番に憲法＞法令＞労働協約＞就業規則＞労働契約＞業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em

労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てが出来ます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em

よって労働基準法を守らせブラック企業をなくしていくには労働者は泣き寝入りせず労働法をまずは、学んでいき仲間に伝えていくことです。

Answer 3

ついでに 日本は有給消化率ワースト1位を
６年連続で記録しました。

Answer 4

一つには労働規制の影響です、日本やアメリカの場合優秀な人はどんどん働いて高い給料を得ることが普通ですが少子化対策を行っている国では若年労働者に仕事と所得を与えるために優秀な人の労働時間を規制することで他の人に仕事を分けています

社会保障が高齢者に偏らないようにすることで社会的な就職圧力を軽減しています、働くこと以外で生活を糧を得られない日本の場合ブラック企業やサービス残業のような違法労働であっても受けれるしかありませんが社会保障によって最低限の生活が保障されている社会なら違法企業は労働者が集まらずに駆逐されます、日本でもアベノミクスで就職環境が改善したのでいくつかの企業は人手不足になっています、労働に見合う賃金等の条件を提示できない場合は倒産等になります

欧州と日本で失業率に差がある原因の一つが社会保障の高齢者のへの偏りです
失業率差のもう一つの原因は日本は完全失業率と欧州の失業率の規定が異なることです、日本でも欧州と同じ失業率で定義すると現在の2倍以上になります

労働時間だけを考えれば日本も欧州のような労働規制を行うことである程度実現可能だと考えますが貿易協定などで白人先進国の多くは世界中に経済植民地を持っていて他国からの搾取を行っているので日本で短時間労働で高経済水準を実現するのであれば日本も他国から搾取する必要があります
欧州は主にアフリカから、アメリカは南米からの搾取が特に激しいです
アジア向け投資が盛んにおこなわれているのは既存の搾取では経済を維持できていないことに対する新たな政策の一環です