基本的な構造体の設計だけで90分かかるようですが、60分以内でなければなりません。90分なら、1階、2階、伏図の柱と壁などの躯体および寸法線と断面図についてもほぼ完成している時間です。 3時間以内に書きあげたいのですが、どうしても3時間半かかるなら、エスキースや記述の時間を短縮することで製図時間を確保するしかありません。 いくつか製図時間の短縮方法をアドバイスしますので、参考にしてください。 ①グリットは、7mスパンか6mスパンです。長めの定規か三角定規に7mピッチを赤色、6mピッチを黒色のマジックで、ピッチ印をつけておくことです。 そうすれば、寸法線は一発で書くことができます。 ②シャープペンはB芯を使うのが一般的ですが、柱型を書く場合には、芯が折れて時間ロスが生じることがあります。そのため、柱型だけは、シャープペンを0.5mmではなく0.7mmの太めのB芯で書きあげると芯が折れずにスムーズに書きあげられます。 ③エスキースで1/400の平面図をしっかり書きあげて、製図は何も考えずに書くだけにすることです。特にトイレなどの水周りはエスキースを1/200で書きあげておくことです。エスキースがきちんと仕上がっていればあとは写すだけです。 ④課題条件を読み込みして、すぐにエスキースに入らずに記述解答用紙の設問もすぐに読み込みすることで、記述の設問がポイントとなっていることが多いのでエスキースに反映でき、また、記述の解答をする時にかなり時間短縮できます。 以上を踏まえて以下のようにされてみては如何でしょう。 試験開始 (試験時間:6時間30分) ①課題読み込み 30分 ②記述読み込み 10分 ③エスキース 1時間20分 小計2時間 ④記述 1時間 ⑤製図 3時間 ⑥見直し 30分 合計6時間半 どうしても製図に3時間半かかるようなら、見直し時間を製図時間にまわすか、記述を45分程度、エスキースを1時間以内に計画することで製図時間を確保するしかありません。しかし、エスキースがしっかり完成していれば、3時間以内の製図は十分可能です。 1階・2階平面図の躯体および階段・EV、寸法線と同時に伏図も並行して書いていきます。躯体と階段・EV、寸法線を書きあげたら、すぐに断面図を書きあげた方が良いです。断面図は後に残すより早い段階にだいたいを書きあげることをお勧めします。 製図時間が3時間半でもそのほかの時間を短縮することで対応可能です。頑張ってください。大丈夫です。
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