着付けの資格を取ろうと思っています。 美容師の資格等はありません。 着付けだけ持っていてもあまり意味はありませんか？

Question

着付けの資格を取ろうと思っています。
美容師の資格等はありません。
着付けだけ持っていてもあまり意味はありませんか？

Answer 1

かつて着付けを学び、資格も「1級きもの講師」までとりました。

着付けの資格はそれだけで仕事につながります。
美容院で着付けも髪の毛のセットも行う人ももちろんいますが、
髪のセットが終わったらバトンタッチで着付け師さんに着付けを依頼することも少なくありませんから。

着付けの資格を持っていると美容院や貸衣装屋さん、ホテルなどで働くことができます。
ここでいう貸衣装屋とは、その店で着物を借りた人に当日、着付けサービスをしているお店です。

美容院や貸衣装屋で働く場合、仕事の殆どが年末と成人式、卒業式シーズン、七五三シーズンに限定されます。
例えば成人式の日は、朝早くから午前中くらいで予約はパッタリとなくなりますから、
忙しい半日で稼げる金額はたかが知れているそうです。

ホテルで雇ってもらえたら、結婚式に参列する人の着付けを担当しますので、ほぼ1年中、週末は仕事があるそうです。
花嫁さんの着付けまでできる資格を持っていれば、さらに仕事は見つけやすく収入も多くなるようです。

しかし、殆どの着付け師さんが着付けだけでは収入が多くないので、着付け教室を開きお月謝を収入にしているようですね。
この現実を知って、私は「自分ひとりで着物が着れればOK」と気持ちを切り替えて、それを職業にすることは選択しませんでした。

ちなみに、私が取得した「1級講師」でさえ、受験料が数万円の単位でした。
その上の「助教授」の試験は受験料が10万円。
さらに、「助教授」の資格を取得したら看板を出すことができる為に看板代として10万円支払うのだと聞き、
上の資格を目指すのをやめました。(^^ゞ