自分の精神が異常じゃないか強い不安にかられ、どうしようもなくなる時があります。 いつも思考の中で、人や集団の目を気にし…

Question

自分の精神が異常じゃないか強い不安にかられ、どうしようもなくなる時があります。
いつも思考の中で、人や集団の目を気にし、対象毎に対策を練る毎日です。常に本当の自分を隠して人と接していて、本当の自分を出せる人はいません。
人前での自分の顔は何種類もあり、どの顔にも別々の本当の自分の断片と、
取り繕う上っ面とが混在しています。
自分の顔の使い分けや、本当の自分の感情も無数にあるので、
弱っていると精神的に一気にガタが来て、小さな発作状態になります。
そして、自分の行動や判断全てが間違っている様に感じる、
強烈な自己否定の波に陥ります。
子ども時代に他人との関係も、血の通った会話の経験が無く孤独だった私は、
人間関係を学ぶのに、ハウツー本や心理学を頼りに自分の中である程度マニュアルを作って、
辛くても鬱になってもコツコツ実践を繰り返し、
何とか社会生活が送れる程度の状態を作り上げる事ができました。
しかし、真の自分らしさを問われる場面では、
性格を作り込んでいかなければ対処できないし、
実際そこまで作り込めた事は無く失敗ばかりになります。
真の自分の存在や正常さを客観的に証明してくれる存在やものが無く、
自分は異常ではないかと不安のスイッチが入ると自我崩壊し、脱力感に苛まれます。

また、いい大人なのに精神的な自立を躊躇っている気がします。
親の愛を知らない為、得られる筈も無いそれを求め、
無意識に親世代の人とばかり接している気がします。
ただし見捨てられ不安が強く、精一杯歩み寄る努力をしても
表面上の付き合いを脱する事ができないです。
いつまで経っても心を開けないので、このままだと本当に見捨てられそうで怖いです。
同世代は自己肯定が出来ていない私には身勝手な人達に感じてしまい苦手で、
恋愛は男性不信と自信の無さからできません。
普通なら小学生ぐらいの子供がいてもおかしくない歳なのに、幼稚な自分が恥ずかしいです。

自分の心をケアしようと、規則正しい生活、適度な運動、
そしてほぼ毎日記録をつけていますが、
調子の悪い気分は津波の様に来て、それまで努力して築いた人間関係を破壊するため、
未だに太刀打ちが難しいです。
人格が不安定な人は、誰にも仲良くして貰えず集団の中の荷物だし、
誰かの力を借りるのが最良の手段であっても、そんな都合の良い人は実際居ないです。
医療やサービス機関の利用はお金が無いため不可能です。
こんな私は異常者なのでしょうか。

Answer 1

全然異常じゃないと思いますよ。ただ女性にしては珍しい論理的思考のタイプですね。自己分析をしっかりしていて聡明だと思います。

ただ、このタイプには弱点があります。考え過ぎて頭でっかちになってしまう事です。物事が上手く回っているときは、判断力、分析力をフルに生かせるのですが、問題が起こった時ドツボにハマる事があります。「なんであの時…」「私なんて…」「私って一体何なの…」「私は何の為に存在するの…」こんな答えのない苦悩に陥ります。

抜け出す為には、以下4点を気をつけると良いと思います。
①過去をあまり振り返らない
過去は過去、今は今と考えるのです。嫌な過去を振り返り過ぎると新しい苦悩を生み出し余計自己嫌悪に陥ります。それは、要は結果論なのです。過去と現在は連続性はなく今どうしたいか、今何を感じているか、今をどう楽しめるかを重視出来ると良いでしょう。

②アイデンティティーの確立
おそらくアイデンティティーの確立が上手く出来てなく拡散した状態だと思います。アイデンティティーとは過去-現在-未来に渡って私はこういう人間であり、これからもそうあり続けるという30-40代で確立するのが望ましい人生の命題です。主様の問題を凝縮するとこれだと思います。

③ありのままの自分を受け入れる
僕は色んな顔を使い分ける主様も自分の嫌いな点がある部分も、美点である明晰な頭脳も素直に投稿出来る部分も全部主様だと思いますよ。自己肯定感を高める為には、自分の美点も醜さも全てそのまま受け入れる事です。これはアイデンティティーの確立の手助けにもなりますし人生を生き易くする重要なポイントです。

④トラウマの解消
これもアイデンティティーの確立と自己肯定感を高める方法ですが、トラウマを積極的に解消しましょう。トラウマは自己を断片化、分裂化させる大きな原因です。特にご両親とのトラウマ解決は重要です。
トラウマの解決法は簡単にいえば、思い出し、言語化し、感情を再現させ、癒してあげ、そのトラウマから手に入れた何かを見つけ出し、全体を前向きなストーリーとして語れるようにする事です。
この積み重ねは自己を前向きなものに全体を押し上げ、やがて人生全体を言語化し物語として前向きに語れるようになります。これがアイデンティティーの確立です。

長文失礼しました。主様が前向きになれる何かの参考になれば幸いです。

Answer 2

普通、というか、誰しもそういうところはじつはあったりするのかのしれません。

ところで
心身は、脳ー神経によってお互い影響し合っています。
心が乱れているときは、肉体的にも乱れる・・・呼吸が浅くなり、全身特に上体が固くなる、重心があがる。

よく上がる、血が上るといいますが、そこは頭です。
頭に過剰に意識が行くと、呼吸が浅くなり前述のようなことがおこります。

逆に肉体から心のコントロールも可能です。

落ち着いているとき安定しているときは、呼吸が深く重心は胴体では下腹部になります。これが
日頃から不安定な方は、呼吸が浅いなど体が緊張しやすくなっており、普段から重心がみぞおちなどにあがっています。

正しい姿勢、落ち着く姿勢は肩の力が抜け、そして下腹部に重心が集まる状態です。

ちょっとチェックしてみましょう。
普段の姿勢で前や横から身近な人にゆっくり押してもらいます。

次に
まず肩を上下し、次にへそを意識してみましょう（下腹部は人それぞれ個人差があり難しい為ガイドとしてへそ意識）。

すると、普段の姿勢よりは安定できていたでしょう。
それが本来の姿勢に近い状態。

あとは、緊張したとき、また緊張しそうな時、に上記の姿勢に戻る、その訓練の繰り返しで実際に心の安定がえらえるようになっていきます。

人間関係への応用も延長上です。
（訓練により自身が安定していることを前提に）相手の状態をみる。
自分がこうみられらどうしようでなく、相手をどうみればよいか、相手は何を望んでいるのかなど。

ですから自分にまず余裕を作る訓練をし、次、または同時に、余裕を持って相手を思って働きかける。

ちなみに実際の姿勢つくりは
大学の検証でも、（同じ相手に）ストレスをかけた時、交感神経の緊張が、同じような姿勢でも、姿勢と意識の持ち方次第で、半分以下で済んだと出ていました。

これは訓練も必要ですが、そういうことも可能なのです。

参考書籍「心を静める」「ゆるめる身体学」

Answer 3

文章を読んでいると、貴方はものすごく賢いお方なんだなと思いました。脳の思考回路が普通の人とは違うと思います。脳を使い過ぎて必要以上に疲れてはいませんか？

貴方は異常者ではありません。そもそも、本当の異常者は自分が異常者なのか？などと心配したりすることはありません。貴方は正常です。大丈夫。ただ、物事の考え方が普通の人と違うだけです。

また、本当の自分を見つけるために、一日、誰とも話さない日をつくってみてはいかがでしょうか？その時に貴方がどういう行動を取るかによって、貴方は自分の性格を判断すれば良いと思います。

実のところ私もかなり、思考回路が普通じゃないなあとしばしば感じています。取り越し苦労の部分が多いのかもしれませんね、私も貴方も。