持っているといい資格ってなんでしょうか？その理由も教えてください。

Question

持っているといい資格ってなんでしょうか？その理由も教えてください。

Answer 1

あまりにも漠然としているので回答しづらい点もあるのですが、社会に出て役に立つから持っていた方が良いという意味合いの質問と仮定して回答してみたいと思います。

まず、ビジネスマンとして「お金の流れ・動き」を知ることは全てのビジネスマン・社会人にとって知っていた方が良い知識といえます。このため、「日商簿記（二級以上）」などは持っていた方が良いでしょう。
経理や財務、金融方面の仕事に就かなかったとしても、これから先、お金の流れ・動きは「知ってて当然」という時代が到来しつつあります。

また、昨今「法令遵守」という事柄について、非常に重要性が高まっていていると言えます。ビジネスを遂行する上で、「法的な知識」が不足しているが故に大きな不利益・損害を被ったという事例は事欠きません。このような事態に対応するため、「ビジネス実務法務検定（３級以上、できれば２級）」は持ってくと良いかもしれません。（これは資格というよりは検定ですが。）

さらに、ビジネスのグローバル化が進んでいるので、日本に限らず外国との協働ということも多くなっています。このため、英語を初めとする外国語に対応する能力というものは様々な企業で重視するようになりつつあります。これも資格と言うよりは検定ですが、英語検定やTOEIC等のような語学力を認定する物は持っておくと幅広く役立つ可能性があります。

次に、「ある仕事をする上で必要になる資格」という物があります。
自動車を運転する必要があるなら、「自動車運転免許」が絶対に必要です。同様に、クレーン・デリックの操作、フォークリフトの操作、船舶や飛行機の操縦といった機械類の操作に関する免許は、それらに関する仕事をする上で必須です。
こういった資格は非常にたくさん存在します。医師免許、弁護士としての資格というようなものです。挙げたらキリがありませんが、他に税理士、弁理士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、社会保険労務士、看護師、建築士、各種無線の免許、電気工事関連の免許 等々。

＃個人では取得出来ないような資格もあります。例えば電車・鉄道の運転資格など。

また、似たような資格として、「ある仕事をする上で、必ず企業（事務所）に一定数配置しておく必要のある資格」という物もあります。筆頭に挙げることが出来るのは、不動産屋さんにいる「宅地建物取引士（旧 宅地建物取引主任者）」などです。
この他にも建設業等で「ﾅﾝﾄｶ主任者」の類の資格者は一定数を必要とするので、こうした資格を持っている人は厚遇される可能性が出てきます。（会社の方から「資格を取ってこい」と言われる人もいます）

こういった資格はその資格に関連する仕事をしない限りはまあ役に立つことは少ないですが、仕事とは密接に関わっているので、あなたが関わる仕事・業務がどのような物になるかによって、「持っているといい」かどうか変動します。