FPの過去問、一時所得の計算がわかりません。 FP試験の勉強をしています。 過去問で理解できないところがあったの…

Question

FPの過去問、一時所得の計算がわかりません。

FP試験の勉強をしています。
過去問で理解できないところがあったのですが…。

ある年分の所得が
給与所得…300万
不動産所得…120万
一時所得…60万
退職所得…100万
だった人の総所得金額は？
という問題です。

答えは450万円だったのですが…

一時所得って50万円控除になりますよね？
なので60万ー50万➗2の5万円を計上するのかと思ったら
計上するのは30万円みたいなのです。

総所得金額の計算では50万は引かないのですか？？
何を求める時に50万円引くのでしょうか…

わかる方教えてください…

Answer 1

勘違いしやすいところですね。（私もよく間違えていました・・・）

総所得金額は、１０種の所得のうち、例外的に分離課税の対象とされている所得である「退職所得」と「山林所得」を除いて、総合課税の対象となる次の８つの所得金額の合計額です。

1.利子所得
2.配当所得
3.不動産所得
4.事業所得
5.給与所得
6.譲渡所得
- 総合短期譲渡所得
- 総合長期譲渡所得✕1/2
7.雑所得
8.一時所得✕1/2

総所得金額を算出する時には、上記の所得を単純に合算するだけですので、300万円＋120万円＋（60万円×1/2）=450万円になります。

特別控除額(最高５０万円) を引くのは【一時所得金額を求める場合】ですので、今回の問題文にある一時所得60万円は、この結果になります。

求める金額が何か、問題文で例示されている金額が何か、を正確に把握する必要がありますので、その点に注意してくださいね。

Answer 2

一時所得の額60万は

総収入金額 - 収入を得るために支出した金額 - 特別控除額50万

で計算した結果得られたものだと考えられます。
（一時所得の額が60万であって総収入金額が60万であるとは言っていませんよね。）

【参考】
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1490.htm

Answer 3

ご参考に
http://fp12345.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html