プレゼン技術が役に立つ職業ってないですか。 私が周りから尊敬されたり、恋人を作った場所は、全てプレゼンテーションが…

Question

プレゼン技術が役に立つ職業ってないですか。

私が周りから尊敬されたり、恋人を作った場所は、全てプレゼンテーションがある場所でした。1つ目は塾の講師を務めていた時(もちろん先生同士の恋愛です)
2つ目は留学で歴史のディベートをした時です。

どちらも凄く居心地が良い環境でした。それは、職業や留学という括りではなく、
プレゼンテーションがうまく、頭の良い人に見られたからだと、自己分析しています。

しかし、アカデミックや今の仕事のプレゼンは、誰かに訴えるというよりは、
ちまちま根拠を並べて、事務的で不得意です。
学生時代、クラブやサークルなどではプレゼンする場などなかったので、
いつもバカにされてきました。

今も、そのせいで、毎日がとても辛いです。

得意なプレゼンはTEDとか、そんな感じだと思います。

塾の講師以外で、人に楽しく、何かを訴えかける職業ってないでしょうか。

Answer 1

プレゼン、の意味を間違って認識されているように見受けました・・・

Presentation、つまり【説明や提示する】ことですが、勉学におけるプレゼンも仕事のプレゼンも【全て同じ】ですよ？
要は【ご自身のまとめ方・プレゼンの仕方】にあります。

TEDのプレゼンは【観客に考えてもらいたい】という意図が多く、ビジネスの場のような【商談をまとめたい、購入してもらいたい・契約を取りたい】など、一定の目的を果たすための手段ではありません。

TEDの多くは【私はこう考えている、賛成するも反対するも貴方次第です】という自分の発見・意思・主張が多い。つまり一方通行、ただ提示するだけ。
しかし、ビジネスでそれはちょっと困りもの、データに基づき聞き手が求め、かつ、メリットがあることを提示しない限り失敗です。ビジネスでは相互のやり取りが生まれます、プレゼンはそこから生まれる商談のための道具にすぎません。

ディベートは【自分の主張が正しい】と相手の意見に勝つことにあります。相手の言い分に反論し、さらに正当防衛のごとく主張をしますから。ある意味裁判のようなもの、最終的には【相手より上に立ちたい・勝ちたい】という気持ちがあるのでしょう。

プレゼン技術でも、やりたいプレゼンのタイプがTEDのようなもの、ということでよろしいでしょうか？
自己主張の一つとして周囲から認められるようなプレゼンを仕事にしたい、と？

そのようなお仕事は限られるような気もしますが・・・個人的には【心理学の教授】達です。
彼らはリスナーである生徒が【どのようにしたら興味を持って聞いてくるか、どの声のトーンで、どの情報の順番で説明したら笑ってくれるか】を知っています。
ゆえに、心理学の授業は多くの大学でも【なかなか面白く人気がある】ものです。

またはディベートの延長戦でもある【弁護士・検事】などですね。自分の依頼人のために陪審員の気持ちを自分に向けさせなければいけない説得力と証拠をそろえなければいけませんから。

おそれながら日本の大学での心理学がどのようになっているかはわかりませんが、同じ教職であるということを踏まえ、塾の講師でも同じことができると感じています。

感情豊かな発言、表情も豊かで身体を使ってダイナミックに。教える時にコソッと小噺を入れて笑わせれば印象に残って覚えやすくなるし、情報の提示法もTEDプレゼンに当てはめれば十分な内容になるかと。
ただ淡々と述べるのではなく、半分演劇のようにやるのがいいですよ。