解決済み
社会福祉の生活モデルについて。大学で福祉を学んでいる者です。 授業で生活モデルについて取り扱ったのですが、いまいち理解が出来ません。 どなたか説明していただけないでしょうか?
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多分『医学モデル』と対になって、教わりませんでしたか? その人をどの方向から見るか?なんですね。 福祉職は比較的『生活モデル』で見ていきます。 医療職(医師、看護師等)は『医学モデル』で見ていきます。 まあ、今時はそんなに極端なことはないでしょうが。 分かりやすいように簡単な事例、脳梗塞の後遺症で半身麻痺があり、 車椅子を利用するかどうか、というAさんを事例にします。 『医学モデル』は、 疾病対応を中心とした診断・治療等の対象としてその人を見るので、 極端な話、「病気を治せ。治療せよ。」ということです。 間違いではありません。 Aさんに対するアプローチは脳梗塞の治療や 半身麻痺を治して動くようにリハビリする、 という治療的なアプローチになります。 一方、『生活モデル』はその方の生活において、 何が障害となっているか それを解決するにはどうすればいいか、 という視点でのアプローチとなります。 その人の生活をどうサポートしていくかの視点となり、 たとえば、移動に不自由をしているから、 車椅子を使おう、というようことです。 車椅子があれば、移動は出来ます。 もしくはヘルパーが歩行介助をするとか・・・ リハビリも兼ねられます。 車椅子利用、ヘルパー利用、という方向で Aさんを支援していくのが『生活モデル』ということです。 今の世の中ですと、医療職が全く生活の視点をもっていないことは 考えにくいですし、 福祉職の人だからといって、 「車椅子を利用できるから治療しなくていい。」 とは言わないでしょう? 常に両方の視点から見ていると思います。 昨今はこの『混合型』が多いと思います。
なるほど:3
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