大阪府内の高校で講師をしている者です。 結論から言いますと、大阪府の「高校地理歴史科」教員採用試験において、中学社会科および高校公民科の教員免許の取得者に対する【加点措置はありません。】したがって、あくまで”教員採用試験の点数”という点では【有利にはなりません。】(大阪府の教員採用試験においては、「受験案内」でどういった場合に何点加点されるかという基準が明記されています。) ちなみに、どの都道府県でも中学校社会科や高校地理歴史科・公民科の採用試験に合格するのは至難の業で、大学卒業後何年か講師の身分で教壇に立ちながら採用試験の勉強をつづけ、合格へ漕ぎつけることが多いです。その際、高校地理歴史科の免許しか持っていないと中学の教壇には立てませんし、高校公民科と兼務して教えること(例:世界史と現代社会など)もできないため、講師の仕事にありつけるチャンスがその分が少なくなります。 また私立の場合、中・高一貫校も結構あり、そうした学校では「中学校社会科」「高校地理歴史科」「高校公民科」の3種類の免許を取得していないと、非常勤講師の採用試験すら受験できません。
1人が参考になると回答しました
どの自治体でも詳しい選考方法は公表していないので、有利になる・有利にならないというのを安易に言っている人はちょっとなと思うことがあります。 一方で、採用側からすれば、どちらも教えられるという人は使いやすいのは事実だと思います。ですので、とっておいてください。 大阪府は採用人数が多いですが、とは言っても高校地歴の教員採用試験に合格する労力に比べれば、地歴に加えて中学社会・高校公民の免許を取るなんて微々たる労力ですよ。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る