ホワイトカラー エグゼンプションについて 国は取り入れようとしてますが、まず公務員の方々からパイロットでチャレンジして…

Question

ホワイトカラー エグゼンプションについて
国は取り入れようとしてますが、まず公務員の方々からパイロットでチャレンジしてから民間企業に取り入れるよう働きかけたら良いのに？と思うのですが…どうなんでしょ？
民間ですと成果出せない人間はそれなりの処遇…受けると思いますが…

公務員でも営業に近い方々はノルマあるのかもしれないですけど…
市役所とかにいる受付のおばちゃんとか奥にただ座ってるおじさんとかノルマとか全然なさそうですけど…対応もマニュアル通りって感じで応用力全くなさそうですし…
我々の税金から給料がでてるので
まさに成果主義で有るべきだと思うのですが…

Answer 1

ホワイトカラーエグゼンプションの適応になるのは高年収の管理職のみです。市役所の受付に居るような人は管理職ではないので対象にはなりません。

しかし、ホワイトカラーエグゼンプションは事実上多くの公務員に既に適応されているような状態にあります。
と言うのは上級公務員を中心に自衛隊等もですが、実際の残業時間分の予算は存在しないので、予算の枠内でのみ給料が支払われています。つまり、いくら残業しても予算が無いので支給され無いと言う実態が生じています。
彼らにとっては（給与分も含めて）その予算を獲得する事自体が成果ともいえるので、その成果に見合った給与だけ貰っているわけです。

不満はあるかもしれませんが、高卒で公務員や大手企業に入った人とフリーターになってしっまったひとであまりに大きな格差があるのはホワイトカラーエグゼンプションでは解消されません。

ホワイトカラーエグゼンプションの問題はマクドナルド等のみなし管理職の過酷な労働環境の問題です。判例も出てそういう悪質なブラック企業は大分改善されました。

民間では成果を出せない人はそれなりの処遇を受けるというのは本当にそう感じているのでしょうか？ほとんどの民間企業では事実上成果などを理由にした解雇は行われていません。成果報酬と言っても500万から700万の間でしか動かなかったり普通は保障されています。
民間企業でも公務員並に入るのが困難な企業なら公務員以上に恵まれています。1回就職に失敗しただけで、挫折しただけでキャリアが閉ざされるのはおかしいと言う意見なら大賛成ですが、公務員が例外的に恵まれているように言うのはかわいそうです。
受付のおばさんは自治体にもよりますが、普通は年収300万ぐらいです。フリーターに比べれば高いですが民間のOLも同じぐらい貰っています。
例外的に高い公務員が叩かれたりしていますが、あれは本当に例外です。普通の公務員はそれなりです。