会計学は計算問題と理論問題に大別できるけど、基本的にどの資格学校でも計算問題を重点的に勉強します。(計算問題のほうが点が取りやすいから) 理論は配点が低い割に膨大な量のルールを緻密に暗記しなくちゃならない。つまり費用対効果が極めて低い。だから理論対策は基本的な部分だけさらっとやって、計算問題重視で勉強するってのが一般的な対策でしょうね。 とはいえ、「会計学の計算問題」というふうに対策する必要はありません。なぜなら会計学の計算問題は商業簿記の範囲から出題されているからです。 1級の商業簿記は財務諸表の作成問題しか出せないという特性から、どうしても出題できない問題というのができてしまうわけで、それをカバーするために会計学で2,3問の小物を出題するわけです。たかが水増し用問題に特別な対策は必要ないというわけですね。 理論でも確実に点を稼ぐつもりなら早めに始めたほうがいいですね。理論の範囲は企業会計原則をはじめ様々な会計のルールの穴埋め、正誤判定、誤文訂正、頻度は低いですが記述問題も出ます。皆理論より計算という考えのため、あまり気にされていませんが個人的には理論は計算よりも難易度の幅があると思います。したがって、テキストに載っている理論程度を雑に暗記しても全く意味がありません。あんなものはあくまで出題頻度の高いものを軽く掲載しているだけですから、あれを覚えたからといって理論で稼げるわけではありません。前回などは(会計学ではないが)原価計算基準の前文から出題されました。やるなら「会計学理論マスター」という本を買うのが一番いいかなと思います。
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