解決済み
特別支援学校教員免許についての質問です。 私は幼稚園教諭1種免許を基礎免として取得予定です。 今後小学校の教員免許を取得した場合、特別支援学校の小学校教員の枠で働くことは可能ですか?基礎免はどのような扱いになるのでしょうか? 教えてください。
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すみません。長文になってしまいました… 特別支援校の教員免許は、それ単独で取得することができません。小学校や教科の免許を持っていることが条件になります。その特別支援校の教員免許を取得するための小学校や教科の免許を「基礎免」と表現することがあります(大学で使う「基礎免」とは少し意味が違うかもしれませんが…)。これは、1種でも2種でも大丈夫です。 基礎免があれば、採用試験さえ合格すれば(基礎免許の校種・教科において)特別支援校に勤務することができます。 なので、質問者の方の場合、特別支援校の小学部(小学校単独はないと思います)に勤務するのであれば、基礎免は「小学校の教員免許」になります。 また、特別支援校の教員免許を取得せずに採用になった場合も「臨時免許」を取得して教壇に立つことはありません。都道府県によって多少の誤差はありますが「採用後○年以内に該当校種の免許を取得する」と採用試験の募集要項にも案内があると思います。なので、教育委員会が主催する認定講習会などを受講して(主に夏休み中に行われます)規定の単位を取得し、免許を申請することになります。また、必要単位数が多いため1年での取得は難しく、早くても2~3年はかかります(今年度より、特別支援校になり、視覚・聴覚・知的・肢体・病弱のすべての分野を学習するため、もう少しかかるかもしれません)。また、1年目は初任者研修があり、講習会に通う時間的余裕はないと思います。 大学で、特別支援校の免許を取得できるのであれば、取得しておいたほうが良いと思います。 つまり… 基礎免は「小学校」(幼稚部に勤務するなら「幼稚園」) 小学校の教員免許を持っていれば、採用試験に合格すれば特別支援校の小学部に勤務することは可能であるが、あとから認定講習会などを受けて、特別支援校の免許を取らなくてはいけない。(持っているに越したことはない) と言うことです。 私の友人は、特別支援校の免許を持たずに採用になり、講習会を受けました。3年かかったそうですよ。(講習会の希望者が多いと受講も抽選になるため、希望した講座が必ず受講できるわけではないそうです)
なるほど:1
「基礎免許」という考え方は、教員養成学部などで便宜的に使われている用語です。 主として取得しようとする免許を「基礎免」または「主免」と呼びますが、取得 した免許に主副の違いはありません。 特別支援学校で教諭となるには、特別支援学校教諭免許と各学校種の教員免許が必 要です。(教育職員免許法 第3条第3項) 平成18年の法改正以前は、養護学校 教諭免許を取得するものが少なかったこともあり、小学校教諭として採用後に養護 学校初等部に赴任することも少なくありませんでした。しかし、このような状況を 是正するために、特別支援学校では特別支援学校教諭免許を有してないと教えられ ないように縛りを強化したわけです。 採用後に臨時免許によって一時的に赴任する可能性は否定できませんが、特別支援 学校で働きたいのであれば、該当の免許を取得しておく必要があります。
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