次の資格として、一総通を取ろうと思うのですが、どのくらいの資格なのでしょうか。そんなに就職に強いですか？

Question

次の資格として、一総通を取ろうと思うのですが、どのくらいの資格なのでしょうか。そんなに就職に強いですか？難易度で見ていると、司法試験などと肩を並べてS(超難関)などと言われていますが。
９月に試験がありますが、院試が８月末に終わるため、なかなか勉強時間がありません。無難に３月実施の試験を受けるべきなのでしょうか。
ちなみに一陸技は一回で合格しました。

Answer 1

かつて、通信士資格としては黄金資格でしたが、1999年2月1日のGMDSS施行から、需要はほぼ、なくなりました。一総通の価値は殆どがモールス通信にありました。一陸技があるなら、とりあえず、現時点での社会情勢なら、一海通と航空通を追加取得すれば事足ります。

特徴は、電気通信術のモールス電信の実技にあります。学科試験は一陸技をお持ちということで、無線工学の科目は全部免除になります。法規、英語、地理は頑張って勉強すれば満点合格も可能です。しかし、実技試験のモールス電信だけは地道に練習をし続ける必要があります。巷では1日練習をさぼると、回復に3日掛かると言われています。質問者さんは、今まで、アマチュア無線などでモールス電信で通信を行ったことはありますか。もし、以前からアマチュア無線などでモールス電信をやっていたなら、感覚は理解できているかと思いますので、今から頑張れば９月の試験で合格も現実的です。しかし、まったく初めてモールス電信をやるなら、来年３月も危ないです。それこそ毎日日常会話もモールスで行う位の気持ちと努力が必要です。

この資格を取得して、就職は、はっきり言いましてほとんど需要が亡くなった資格なので、ありません。役所関係の特定の分野に絞られてしまいます。民間では需要なし、というのが現状です。今はアマチュア無線家が、モールス電信の腕前を権威づけするために取得する趣味の資格になりつつあります。