私は現在高校一年生で、管楽器リペアになりたいです。 母親には、看護師になれ、と反対されています。 勿論、看護師は…

Question

私は現在高校一年生で、管楽器リペアになりたいです。

母親には、看護師になれ、と反対されています。
勿論、看護師は就職口も収入もリペアとは反対ときいているので、看護師になってもらった方が母親は安心なのだと思います。

けれども私は、音楽が大好きだし、それに関わった仕事がしたいです。
そこで質問です。
①ESPに行きたいのですが、就職率、奨学金制度がきくのか、教えてほしいです。
②リペアの給料はどの程度ですか？それはまた、暮らしていけるほどですか？

質問は以上なのですが、アドバイスや、リペアについての情報があれば沢山教えて下さい、お願いします！

Answer 1

人によって幸せは違いますからね、質問者さんが自分の希望に向けて頑張っていかれる姿は素敵だと思います。ぜひ夢を大切にしてくださいね。

とはいっても現実的な話をしなくてはなりませんね。
まず学校に関してですが、もっとほかにも調べてみることはしましたか？ESPに実際に通ったことはありませんし学校見学にもいったことはありませんが、出身者を見ていると「あまり高度なことはしていないのかな……？」と思ってしまいます。
他の学校の生徒が学んでいることもESPの出身者は全く知らなかったということがいくつもありましたし、すこし疑問の残るところです。

東京で修理を学びたいのでしたら、国立音楽院か代官山音楽院でしょうか。あとはグローバルや他県なら中部楽器技術専門学校やヤマハテクニカルアカデミーなどがありますね。
いずれにしても授業料は決して安くありませんのである程度覚悟が必要ですね。
奨学金や教育ローンなどに関しては各学校の資料にも記載があるのではないでしょうか。

就職率ですが、何をもって就職できたというかが問題ですね。修理技術で就職しようと思ったらそれなりの覚悟と努力が必要だと思います。学校で技術を学んでも修理に携わる仕事に就けるとは限りません。修理の仕事を希望して学校を出ても就職できずにアルバイトで身を立てている人や全く違う方面に向かった人、修理ではなく販売や店頭スタッフとして働いている人など様々です。

給与は会社によって変わりますが、ほとんどの会社で手取り16万程度でしょう。厳しいことを言うようですが昇給もほぼないに等しいですから、決して待遇のいい世界ではありません。
生活できないことはありませんが学生時代の奨学金の返済や将来へ向けた貯金……と考えると決して裕福な生活はできません。
会社によってはサービス残業があったり休憩時間がまともに取れなかったりなかなかブラックな企業も多いのが現実ですね。

そういったことを含めた仕事内容や将来への不安(これは言ったらきりがないですけどね)などを考えたときに月約16万で満足して生きていけるか、あなたがどう思うかによりますね。
音楽が好きだから……それは良いと思います。ただ、その音楽をこの仕事に就いた後にも続けていけるか？というところは疑問です。練習場所を確保したり楽器を直したり楽団に入ったり……全てにお金がかかります。そういった意味では音楽から遠ざかってしまうかもしれません。管楽器リペアをするよりも待遇のいい仕事について趣味で音楽を充実させることだってできます。音楽に関わることを本当に仕事にしたいのか、ということをよく考えたうえで決めてくださいね。

好きな分野の仕事に就くこと、夢に向かっていくことは素晴らしいことだと思います。楽器修理の道をあきらめて看護の仕事に就くもよし、夢を追って飛び込むもよし、どちらも良いと思います。ただ決して、進んだ後に「あのとき違う道にすすんでいれば」と言わないような選択をしてください。

納得のいく進路選択ができますよう、応援しています。