こんにちは。 (1)「保育士」になるために学んでおいていただきたいこと 各分野の専門科目として、「保育の心理学演習」、「保育内容(人間関係)」、「児童家庭福祉」の3科目を例として挙げておられますが、多くの保育士養成課程では、これらの科目はどれも必修となっていることが一般的と思います。 むしろ、これらの科目を履修しなくても資格を取得できるカリキュラムになっていることに驚きました。 勤務先を問わず、保育士として働きたいと思っているなら、これらの科目は全て履修しておくようお勧めします。 時間割が重なっていて履修できないなら仕方ないですが、履修可能ならぜひ履修しましょう。 特に、「保育内容(人間関係)」は5領域のうちの一つですので、必ず履修しましょう。 5領域というのは、小学校に例えると主要4教科のようなものです(正確に言えば科目とは違うのですが、そのくらい必要不可欠なものだと理解してください)。 保育内容の5つ(健康、人間関係、環境、言葉、表現)は、全て履修したほうがよいでしょう。 (2)「児童養護施設で働く保育士」になりたい場合 「孤児施設」という種類はありませんので、たぶん「児童養護施設」のことを言いたいのでしょうね。 児童養護施設で働きたいなら、保育心理学分野と子育て療育支援分野のどちらを選択しても構いません。 もしも障害児を対象とする施設で働きたいなら、子育て療育支援分野のほうがややお勧めですが、児童養護施設なら特にどちらがお勧めということもありません。 (3)結論 保育士として児童養護施設で働きたいなら、どちらの分野を選択しても構いません。 あえて言うなら、療育や子育て支援に関心があるなら、子育て療育支援分野がよいかもしれません。 また、大学院に進学して臨床心理士の資格を取得したいなら、保育心理学分野がよいかもしれません。 ただし、どちらの分野を選択するにしても、他分野の科目も可能なかぎりたくさん履修することをお勧めします。 以上、ご参考になれば幸いです。 勉強がんばってください。
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