商売を始める時に、妨害されてしまいました。

Question

商売を始める時に、妨害されてしまいました。私は３０歳女です。
先月、私の行きつけのBARが６月に閉店する為、居抜きでやってみないか？と誘われ、やる気で居ました。
居抜きでも、少しメニューは変えようと思っていて、食材のコンセプトなど色々考えていました。
そのBARに、食材の会社の営業の女性がお客様として来ていて、仕入れの協力をしてくれることになって打ち合わせを重ねてました。友達価格だから、仕入れ値だけはバラさないでくれというのが条件でした。もちろん、守るつもりでした。
居抜きの契約が迫った頃…食材仕入れの協力の女性が、私が仕入れ値をそのBARのお客様にバラしたから、取引はしない！と言って来ました…。
私は、仕入れ値をバラしたりはしてません。
そんなことをしても、私に得などありません。
後日…その原因が解りました…そのBARの常連が私を良く思っていなかったのか、嘘を言い、あり得ない事に、仕入れの営業もその話を鵜呑みにしたらしいのです…。
私は、ビジネスライクではないと思い、その話を契約前に断りました。
私は、お店の為の小物を少し仕入れていたので、五万円の損害を負いました。
事実を確かめに行くと、嘘を言った女性常連客は、仕入れ値をこの耳で聞いたの一点張り。居抜きをしないかと言ってきたBARのマスターも常連客なだけに口を出せない様子でした。
仕入れ担当になるはずだった女性は、もう一度仕入れの契約をしても良いと言ってきましたが、信用出来ませんでした。
こんな流れで、この話は白紙に戻ったのですが、商売にはこんなことが起こるのでしょうか？
契約した後だったら…と考えると恐ろしいです。
①法的に、嘘を言った常連客は問題はないのですか？
②法的に、この仕入れ業者は問題ないのでしょうか？
③居抜きを勧めてきたBARのマスターが、部外者の人に線引き出来なかった行動に問題がありませんか？
④私の考えが甘かったのでしょうか？
⑤やると決めたなら、こんな状況でもやるべきだったでしょうか？

今は、良い勉強になったかなと諦めてますが、チャンスを逃した気持ちもします。先月の尽力と五万円の損害…すごく悔しいです。

御意見お待ちしています！

Answer 1

①法的に、嘘を言った常連客は問題はないのですか？

→せいぜい、貴女個人に対する【名誉毀損】
その食材業者との取引が流れた【信用毀損】ぐらいでしょうね。
ただし、５万円程度の損失では…
（商売を考えた貴女にとっては、１円でも大事な資金だとは思いますが…）

マスターなら、その常連客を【偽計業務妨害】に問えるかも（笑）

②法的に、この仕入れ業者は問題ないのでしょうか？

→正式に契約を交わしていれば、債務不履行や背任（雇われの身なら）になるでしょうが、口約束の段階では履行義務が無いです。
それにもう貴女の方から取引を断ってしまったようなので。

③居抜きを勧めてきたBARのマスターが、部外者の人に線引き出来なかった行動に問題がありませんか？

→まだ貴女と契約を交わしていません。
道義的、信義的に非難するのは貴女の自由ですが、
物件の売却に関して嘘をついたとか、それでお金を払ったとか、そういう訳でもないし、
白紙に戻したのも貴女の同意の上ですから、マスター側に特に落ち度はありません。

④私の考えが甘かったのでしょうか？

→別に甘くはありません。
余計な邪魔が入っただけの話です。
「好事、魔多し」（物事が上手くいきそうな時ほど、邪魔が入るものだ）、という格言そのままのケースですね。

⑤やると決めたなら、こんな状況でもやるべきだったでしょうか？

→まだ根回しをした程度での頓挫みたいなので、再度チャレンジしたいなら御自由に。

しかし、このままお続けになる場合でも、
その常連客があきらめてくれれば良いのですが、
そうでない場合は、また邪魔が入ったりするんじゃないですかね？

飲食系（店舗を構える商売）で、地元や客に嫌われたり、変な噂を流されたら死活問題になると思いますが？
※それでみんな苦労してる訳です。

商売を始めてからの客でも、対応を間違えれば敵になりうるのに、
商売を始める前から敵が居るのは、あまり良い状態でも無いような。
ただでさえ「値段をバラした、バラしてない」で、その方とヤリ合ったようですし。

まぁ、具体的な嫌がらせがあり、その証拠もあるなら、警告や告訴で対応できるかも知れませんが、
証拠を集めたり、告訴の準備をすれば、解決するまでストレスとの戦いになったりするので、その辺は御注意下さい。

一旦、冷静になってプランを凍結するなら、５万円程度の損失だけで済んでラッキーだったように思います。

御商売の経験がどれぐらいあるのか分かりませんが、もしあまり経験が少ない場合は、
少し他の店でバイト的な事でもして、そのやり方を覗いてきたらどうです？

単なるバイトではなく、経営者目線で見れる訳ですから、色々と学べる事は多いだろうし、
そのお店の経営者と仲良くなれば、独立した後も相談に乗ってくれたりするかも知れないし。

既に貴女に御商売の経験が充分なら、↑は忘れて下さいませ。