解決済み
手取り13万円の派遣社員、29歳です。 この歳で安月給だし一人暮らしだし、貯金も少ししかありません。 最近、失恋してしまい、さらに自分の将来が不安になってきました。 職種がコロコロ変わり、転職回数も多いので、今よりいいところへ正社員として転職できる自信がありません。 最近、行政書士や司法書士に興味があるのですが、実際、一から勉強を始めて、女性1人でこの仕事をしていけるものなのでしょうか? 教えてください。
一応、独学で取得した宅建は持っていますが、仕事で使ったことはありません。 やはり、取得してすぐに独立開業は無理なんでしょうか? 事務所に入って経験を積んでからの方がいいのでしょうか?
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まず、「行政書士や司法書士」と並べてしまう段階でリサーチ不足だと言えます。このふたつの資格は、名前こそ似ているものの、取得の難しさ、有資格者のステータス、仕事の量、すべてにおいてまるで違います。 司法書士が取れれば最初はどこかの司法書士事務所に就職して実務を身につけ、やがては独立して開業ということで、経営センスさえあれば生きていくには十分と言えます。しかし、難しい試験ですので、一生を賭けて受験する覚悟が必要です。法科大学院というのがありますね。ロースクールとも言われますが、要するに司法試験受験者育成施設です。そこで、2年ないし3年、司法試験を目指して頑張って法律ばかり勉強してきた人たちが、残念ながら司法試験に合格叶わず、でもやっぱり法律で生きていくしかないと思って受けるのが司法試験ですが、これに受からないのです。そのくらい難しい資格です。 行政書士は、法律を全く知らない状態から勉強を始めても、基礎に1年応用に1年かけて勉強すれば、かなりハイレベルな合格が期待できます。ただし、仕事の量はごく限られており、新人が入り込む余地はほとんどありません。さらに悪いことに、行政書士は「とりわけ行政書士には専門性がない」と弁護士会から名指しされるくらい専門性が希薄なため、やれる仕事の範囲は年々狭まっています。 司法書士なら取得してすぐには普通独立しません。まずはベテランのもとで実務を覚え独立するということがほとんどです。行政書士は、自分が食いかねているのに人を雇うような余裕のある事務所がそうそうあるものでもなく、合格者はほとんど諦めるような形でいきなり独立開業します。そして、登録開業後3年以内での廃業者が9割を超え、現役の行政書士の実質的年収は50万円です。年間数億というような特殊な例まで含んで平均してその値です。 資格で食うというのはそれくらい難しいことだと言えます。宅建があるなら、不動産屋を粘り強くあたってみてはどうでしょうか。かなりの確率で水曜休日の土日祝出ということになると思いますが、3年我慢すれば光も見えてくると思います。
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正社員はサービス残業があるから、時間当たりの給料は正社員の方が安いくらい。 それに今現在13万円くらいの価値しかない人が正社員になっても、13万円くらいの価値しかないのは同じと心得るべき。
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