解決済み
一般常識、教養、社会人としての知識です。 流行を追いかけているだけでは一流の美容師にはなれません。 身だしなみはもちろんですが、言葉遣いや立ち居振る舞いなど接客サービスの基本も押さえておきましょう。 美容師は全体的に接客の基本が出来ていません。 例えば、お客様に対してため口で話す美容師、室内なのに帽子をかぶっている美容師など見た事ありませんか? 一般常識がある人間ならば、これらはありえない行動だと判断します。 ため口は論外ですし、室内で帽子をかぶっていいのは女性と子供だけです(帽子の販売員ならともかくとして)。 結果として良識のあるお客様の心をつかめなくなるのです。 美容師は技術職であると同時に接客業ですから、社会人として大人として当たり前の事を当たり前に出来るようにして下さい。 会話の内容も薄っぺらい美容師が多いと言われています。 特に、お客様の勤務先、職種、恋人の有無、家族構成などプライバシーをズケズケと聞きたがる美容師がいます。 新人に対し、「なんでもいいからお客様と話しなさい」としか教えない美容室も大変多くなっております。 そんなおかしな指導をする接客業は美容師しかありません。 現在は美容師の数45万人、美容室の件数22万件と膨大な数になっています。 日本国内のコンビニ数は4万5千件ですから、美容室はコンビニの5倍近くある計算になります。 人口が日本の3倍ある北米ですら美容室の件数は10万件程度です。 いかに日本に美容師があまりまくっているかが分かるかと思います。 美容師業界全体で売上高は落ち込んでいるのに、美容室は増え続けています。 パーマの出荷高は20年前の半分です。 また、現在は黒髪がブームになっていますから、ヘアカラーの数も減り、さらに売り上げは冷え込むでしょう。 結果として現在の美容師の平均年収は263万円と、全業種で最下位になっています。 (日本人平均は405万円) さらには日本の人口は4年連続で減少しており、市場の拡大も現実的に見込めません。 美容師業界は前述したように、他のサービス業に比べ過剰供給ですから今後も競争は激化するでしょう。 腕は良くて当たり前、それ以上の+αが求められるのです。 そこで、接遇を強化すれば他の美容師と差別化を図れるのでは、と思います。 例えば、お辞儀一つとっても、会釈、普通礼、最敬礼などがあります。 お辞儀の角度、止める時間など突き詰めていけばキリがありません。 敬語に関しても丁寧語、謙譲語、尊敬語があります。 3種類を使いこなすのは並大抵の努力では不可能ですが、こういった接遇を武器にすれば 有利です。 長くなりましたが、大人として成熟した美容師を目指して頂きたいと思います。
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