解決済み
日商簿記1級の位置づけについての質問です。 日商簿記3級は商店街レベルで簿記入門的存在。 日商簿記2級は、工業簿記を含んだ一般的な会社の経理を行う上で実用的な簿記。 以上のように認識しています。日商簿記2級と比べると日商簿記1級は、かなり難しいと聞きますが税理士には、はるかに及ばないと思います。 そこで質問です。 ①日商簿記1級の内容は、一般的な会社の業務を行う上で、どのように役に立ちますか? ②日商簿記1級の内容は、何を目的として資格として設定されたものでしょうか? ③日商簿記3級及び2級は、様々な出版社の参考書・テキストなどがありますが、日商簿記1級については、参考書・テキストがほとんどありません。何故でしょうか?
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日商簿記1級を取得しているものです。 ①日商簿記1級の内容は、一般的な会社の業務を行う上で、どのように役に立ちますか? 中小企業の一般的な経理では必要性を感じません。 しかし、一般企業でも管理会計の導入や、キャッシュフロー会計の導入 など、さらに高度な分野を導入しているのであれば1級の知識は役立ちます。 ②日商簿記1級の内容は、何を目的として資格として設定されたものでしょうか? そもそも1級は上場企業を対象とした内容になっています。 ですので、目的としては上場企業の経理担当者の 知識、スキル向上を目的としているのではないでしょうか。 また、税理士の受験資格にもなっているので、 大学にいかなくても税理士の資格を取得することができるのは1つのメリットではないかと思います。 1級を取得する目的の1つとしてこの税理士受験資格の取得もあると思います。 ③日商簿記3級及び2級は、様々な出版社の参考書・テキストなどがありますが、日商簿記1級については、参考書・テキストがほとんどありません。何故でしょうか? 難易度が高いうえに、法改正があるたびに内容を修正しなければいけません。 大手資格学校であればそれに対応するための人材、ノウハウがありますが、 そうでなければ十分な対応が取れず逆にコストパフォーマンスを下げるリスクもあります。 実際に2~3年前の教材が使えないなんてのはよくある話です。 また、大手資格学校であれば1級教材がある広告宣伝になっていると考えれれます。 税理士や会計士を目指している人が書店で1級の教材を見て、 この学校に行こう!と思うようになるでしょうから。
①一般会社(非上場会社)では主に自社の経営管理、税務申告の為の簿記ですから2級で十分です。あえて1級を取得しての活用の道は少ないです。 ②1級は上場会社が義務づけられている債権者に対する有用な会計報告の提供が重要です。時間差や海外との為替などカレントな情報が不可欠です。 ③1級は1冊にまとめると膨大な量になります。1級受験者の数やほとんどが通学・通信で学校のレジメに頼る人数ですから本屋に並べても採算は少ないでしょう。毎年改正もあります。
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