解決済み
一番可能性があるのが公務員です。公務員試験は学科試験がなかなかの難易度です。 史学科だからとか関係なく、学部不問で、それなりに難しいですが、逆に学科試験が優秀なら入れます。 次が社会科教員。実はあらゆる学科のなかで一番競争率が高いんですよ。良い高校の先生になりたかったら、教育関係の修士をとると有利です。県の採用試験も難関ですが、公務員同様に努力次第で就職はありえます。 一番の狭き門が学芸員です。各々のエリアでトップクラスの大学院で教授に気に入られていてさえ、なかなかなれません。理由は、公募は非常勤や1年任期の雑用ばかり。今は行政が文化施設を軽視し縮小傾向にあるので、正規の募集がめったにでません。たまに出てもデキレースが極めて多く、学閥とコネクションの世界です。 例えば、北海道で道立の博物館学芸員になりたかったら、北大の修士か博士をでて、同期の中でもトップクラス。愛知なら名古屋大学、広島なら広島大学、九州なら九州大学ってな具合です。もちろん東大や芸大も強いです。一方で、なんちゃって美術館や、1年任期の雑用学芸員なら、そんなに専門性はいりません。しかし、非常勤でも国公立になると、一名枠に大体100人くらいの応募があるそうです。 就職はたまたまの運と縁で、結婚ににているとも言われています。 しかし、教師と学芸員は非常勤が多く、正規になっても先のことはわからない不安定さがあります。安定を求めるなら、史学科だろうと家政学部だろうと学部は関係なくとも行政の正規の公務員を目指すのがよいでしょうね。
社会科教師と公務員はまあ同レベルでしょう。 しかし学芸員は違います。この職業は基本的に研究職です.したがって学部卒では応募資格さえありません。また公募がある場合も、専門領域が細かく細分化されています。例えば「考古学・土器」とか「中世古文書」とか「江戸時代の美術」とかです。 ですので少なくとも大学院の修士以上でなくては応募資格がありませんし、応募の際にはそれまでの研究成果、学術誌への論文の投稿なども審査されます。資格取得は簡単ですが実際に職に就くのは大学教員並みの狭き門です。 一例です。珍しく正職員の募集です http://www.museum.or.jp/modules/gakugeiin/index.php?controller=dtl&ctg=2&theme=2&id=932 大学院の博士課程修了者も含めて50-100人は応募してくるでしょうね。
自治体によっても倍率が違いますので、何とも言えません。ただ、公務員は募集がゼロということはありませんから、この3つの中では断然、難易度は低いでしょう。学芸員は社会科教員よりもはるかに難しいでしょうね。私の知り合いで学芸員をしている人は例外なく旧帝大出身者ですから、かなりレベルが高い人でないと合格できないのでしょう。
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