解決済み
パイロットの倍率について疑問です。 ANA.JALの自社養成パイロットは100以上と言われる倍率です。 それだけパイロットを目指す人が多いんだと思いましたがLCC(ピーチ、スカイマーク、ジエットスター)はパイロット不足でいつもパイロットを募集してます。 なぜLCCのパイロットになる人は少ないのでしょうか? またよくあるLCCパイロット契約社員制度について教えて下さい。 よろしくお願いいたします
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ニュースでよくパイロットが足りないと報道されていますが これは即戦力となるJET経験者の採用のことで特に機長は常に募集状態で日本国内では足りないので日本に比べ給料が安い外人機長も多く採用しているようです。 ですのでこのような報道を巧みに利用し、さも簡単にエアラインパイロットになれるかのような宣伝でエアラインスクールが乱立していますが パイロット訓練生が国内エアラインへ入るには航空大学やANAと提携している東海大などかなり限られているのが現状です。 パイロット候補者が先のLCCへ入りたくても民間のエアラインスクール卒では簡単には採用してくれません。しかし最近は不可ではないみたいですよ。 とても不確定な業界なのであなたが若いなら、まず自社養成を目指すべきでしょう。しかし自社養成はすべてMPLになるようなので、機長になる訓練をしてくれるのは一部の大手航空会社だけかもしれません。これが嫌なら航空大学や航空会社と提携している大学や訓練校へ行くしかないと思います。また契約社員制度は殆どのLCC が採用しており2~3年ごとの契約更新になっているようです。と言うことは会社の業績が振るわない場合には契約更新が無い場合もあり得る訳です。正社員で安泰な人生をつかみたいなら大手自社養成パイロットを目指しましょう。それでさえ業績不振による人員カットは日●航空やパ●ソニックなどの例にみられるように大手一流企業でも一般社会では極普通の事です。
なるほど:2
採用形態がそもそも違うので比べようがありません。 ANAの自社養成は(JALは現在行っていません)大学新卒に対して、副操縦士候補要員を募集しています。自前の訓練所で訓練をし数年かけて副操縦士になり、10年かけて機長になり、退職まで自社で働いてくれる人材を募集しています。 一方LCCが募集しているのはエアライン経験者、特に機長です。LCCは一からパイロットを養成する力はありませんし、時間がかかりすぎます。ですからすでにパイロットとして経験のある人たちを募集しているのです。しかし、日本のほとんどのパイロットを占めるJAL, ANAは日本一の待遇です。それを自ら辞めてLCCに来ると言う人はいません。幸いJAL破たんでクビになった機長が市場に出回り多くがLCCなどに採用されましたが、LCCの事業展開速度ではそれでも足りないのです。
なるほど:2
一つの大前提があります。 大手ANAなどは一般大学卒の素人を一から育てようとします。途中でANAを止めるようなことは当然前提に無いのです。多額の費用を投資しても65才まで働いてもらえば元は取れる。 要するにあまり手垢のついた人は採用したくないのです。だから自分でライセンスをとってもANAには採用されません。 航空大学は国の機関だから国の許認可事業である航空会社としては国に協力する立場にある。従ってある人数は必ず採用する。しかし以前に比較して採用人数は少ない。 一方LCCは低賃金が大原則、既にライセンスを保有している人を安く雇いたいのだが雇われる方は高い賃金を求める。そこで会社は採用に苦労している。 大枠こんなところでしょう。
なるほど:1
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