理論的には可能かもしれません。 教育学部の中等教育課程・音楽専攻などで入学し,他教科として高校の地歴・公民,中学の社会を取れば,単位数はそれほど多くないのではないでしょうか。ただし,必修が重なってしまい,4年では全部の免許が取りきれないなどのケースもあると思います。 例えば,国公立大学ならば各都道府県には必ず教員養成系の学部があります。 東京ならば東京学芸大学 http://www.u-gakugei.ac.jp/02manabi/105ongaku.html 取得可能な教員免許の組み合わせ http://www.u-gakugei.ac.jp/02manabi/pdf/license_12_09.pdf 吹奏楽コンクールで有名な私立大学では文教大学なども教育学部がありますね。 文教大学 http://www.bunkyo.ac.jp/department/pdf/licence.pdf 文教大学では,音楽専修だと,他教科は1つしか取れないようなニュアンスで書るような気がします。 しかし,一番大事なのはあなたが何の専門家である先生になりたいのかをはっきりさせることだと思います。 公立学校の場合について考えると,教員採用試験では小学校は倍率が低い場合がありますが,中学校・高等学校は教科によってはかなり厳しい倍率になることが多いです。 音楽や地歴・公民などは,はっきり言って採用は少ない方です。そのとき,あなたの専門の力量が試されます。 免許をたくさん持っていることは,採用試験ではそれほどアピールになりません。 (多少の加点がある自治体はあります) 音楽での採用試験ならば当然実技(声楽,ソルフェージュ,ピアノ,楽器演奏など)もあるでしょう。 地歴・公民ならば,専門の筆記試験や模擬授業などがあるでしょう。 それらの教科一筋で頑張ってきた人(新卒だけではない講師をしながらの受験者を含む)と,免許をたくさん取ろうと時間に追われていた人ではどちらが有利でしょうか? 未経験で当たり前という新卒という肩書きで教員採用試験を受けられるチャンスは一度しかありません。 現場をみると音楽の先生でなくても吹奏楽部の顧問をしている人はたくさんいます。 吹奏楽コンクールの全国大会に出場している指揮者の先生でも音楽の教員でない先生はけっこういるかと思います。 吹奏楽部の顧問をするのに,音楽の教員免許は必ずしも必要では無いという考え方もあります。 部活動はあくまで,学校生活のおまけだと考えた方が良いと思います。 基本的に教員は授業ができないと駄目です。授業が下手な教員は部活動でも信頼されません。 あなたはどの教科の授業をしたいと思いますか? それを考えてからまた大学を調べていくのが良いかと思います。
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