世の中の資格って、医師もあれば、弁護士もあります。 公認会計士もあれば、国家1種もあります。 医師国家試験の合格率は88%とかそんなモノです。 合格率と難易度は別ものです。 ケアマネは世の中の資格で真ん中だったら、 十分、高い方に思います。 私は正直、もっと下かと・・・ どういう基準で難易度を決めているのかにも疑問が残りますが、 ケアマネは受験資格が緩いと思います。 医師→大学で6年勉強、 という感じで、受験資格を得るだけで高額な学費、 6年間という勉強時間、 誰でも簡単には入れない入試・・・ という風で、ハードルが高いです。 一方ケアマネは何らかの資格があれば、 業務だけしていれば、5年の実務経験で 自動的に受験資格になります。 介護職は確かに離職率は高いですが、 仕事をしていれば5年なんて、あっという間ですし、 仕事さえしていれば、大した努力をせずに 受験資格は手に入ります。 お金がなくても実務経験さえあれば、受験資格を得られます。 難しい入試もなければ、高額の学費も不要です。 実習もなければ、長期間の勉強も必要ありません。 受験資格を得るのが難しいモノは受験資格を得る時点で ふるいにかけられてしまうため、 医師や看護師がそうであるように 国家試験の合格率は高くなります。 ケアマネと似ているのが保育士だと思います。 保育士も時代によっては高卒以上、 現在でも大学・短大等で62単位以上で学部・学科を問わないため、 誰でも簡単に受験資格です。 そのため、いろいろな方が受けますが、門戸が広いせいか、合格率は10%前後です。 バカ、というより、誰でも簡単に受けられる、という方がしっくりきます。 受験資格があれば、 「取りあえず、受けてみようかな?」という程度の動機の方も多く、 真剣に勉強しない方も増えます。 コレで、あり得ないですが、 ケアマネを、入試も国公立大学中堅以上のレベルにし、 4年制大卒+5年の実務経験、ぐらいの 得られにくい受験資格に設定すれば 合格率は上がると思います。 受験資格所持者が減りますから。 いろいろと考えてみて下さい。
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