高卒ですが、社労士を目指そうと思いますが、受験資格としてどんなものがあるのかと社労士公式ＨＰを見たところ、 国家試…

Question

高卒ですが、社労士を目指そうと思いますが、受験資格としてどんなものがあるのかと社労士公式ＨＰを見たところ、

国家試験に合格した厚生労働大臣が認めた国家試験、司法試験第一次試験又は高等試験予備試験に合格した者行政書士となる資格を有する者

とありました。

行政書士となる資格というのは
行政書士の資格を先に取ることで
社労士の受験資格ができるということでしょうか？
司法試験一次試験とはなんでしょうか？

Answer 1

>行政書士となる資格というのは

行政書士法第2条より

行政書士となる資格を有する者
(1) 行政書士試験に合格した者
(2) 弁護士となる資格を有する者
(3) 弁理士となる資格を有する者
(4) 公認会計士となる資格を有する者
(5) 税理士となる資格を有する者
(6) 国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び特定独立行政法人又は特定地方独立行政法人の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して20年以上（学校教育法による高等学校を卒業した者などにあっては17年以上）になる者

＞行政書士の資格を先に取ることで社労士の受験資格ができるということでしょうか？

そうです。
行政書士以外にも、社会保険労務士の受験資格として認められている資格は多数あります。

社会保険労務士試験オフィシャルサイト
↓
受験資格
↓
【その他の国家資格】の中の
厚生労働大臣が認めた国家資格一覧
のリンクをクリックしてください。

行政書士試験は、受験資格がないので、受けようと思えば、誰でも受験可能ですが、、、ムズいですよ。

Answer 2

厚生労働大臣が認めた国家試験はすでにご覧になっておられると思います。（社会保険労務士試験センターのＨＰで見られます）
これらは、受験資格コード06で、行政書士（同10）と旧司法試験１次試験（同07）は、受験資格コードが別です。この二つの内容は、下の方のおっしゃるとおりです）
これ以外にも、受験資格コード04の学校を出ていても受験資格があります。

これらの試験に合格すると社労士の受験資格が得られます。
行政書士は、両方資格をもっているとメリットはあるので、トライするのはいいことだと思います。
ただし行政書士も資格の一つなので、結構ハードルは高いです。

公認会計士のように、どう考えてもそっちの方が難しいでしょ、というものもあります。
気象予報士のように、畑違いのものもあります。
自衛官採用試験（２等陸・海・空士）は、幹部候補生試験ではないので、合格するだけなら簡単そうなのもあります。
（昨今は、士を希望するが少ないみたいで、しょっちゅう募集しています）
ただし、自衛官になるつもりがないのに受験資格狙いで受けていいのかどうかは別問題です。

Answer 3

その通りです。
行政書士の試験が１１月にありますので（今年の申し込みは締め切られています
それに合格すれば（１月の末に合格発表）
行政書士試験合格者として、社労士の試験に申し込む時用紙のチェック欄にマークするような形になると思います
また、この時に証明するようなものとして合格通知などに記載されている番号なども記入します。
（私自身、社労士の試験は受けたことがありませんが
受験資格のある国家試験は大抵このような形で申し込みます）

また司法試験１次に関してですが
これは旧司法試験と呼ばれるものの１次試験で
弁護士・検事・裁判官を目指す方が受ける試験になりますが
現在は廃止され受けることが出来ません。
代わりにというか似ているもので
『司法試験予備試験』というものがありますが
合格率が２パーセントぐらいの超難関です

ですので高卒ということであれば
行政書士（合格６００時間程度）で合格して
翌年の８月に社労士試験を受けるのが得策だと思います。

少しでも参考になれば幸いです。