解決済み
フォークリフトの輪止めって必要ですか?主に室内で使うリーチフォークリフトなのですが、輪止め置いているのといないのとで何か安全に差がでるものなのでしょうか? また、フォークリフトに輪止めをするという法律ってあるのでしょうか?
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コンプライアンス業務経験者です。 運転場所、或いは保管場所(駐車場)の状況によって必要性の判断は異なります。 現在では作業領域、駐車場によほどの急傾斜がない限り不要と判断して構わないでしょう。 労働安全衛生法、規則内に”輪留め”の類を指す言葉の記載はありませんが、労働安全衛生法規則151条の3に作業計画として”当該作業に係る場所の広さ及び地形・・・に適応する作業計画を定め”とあり、151条の11に運転位置から離れる場合の措置として”停止の状態を保持するためのブレーキを確実にかける等の車両系荷役運搬機械等の逸走を防止する措置を講ずること。”があります。 よって、運転場所に傾斜がある場合、傾斜のある場所に一時的に駐車せざるを得ない場合はフォークリフトのハンドブレーキに加え、輪留めをかけておくのが良い・・・と判断されます。 室内外を問わず、運転場所内に傾斜が全くなければ、法令上は輪留めが必要とは判断されません。(理想的には安全衛生委員会などで決定し、社内規則化すべき事項です。) 都市伝説的な昔話を含めてみると・・・、昭和30年代~昭和40年代ではハンドブレーキの効きが甘いフォークリフトが多く、工場内はデコボコだらけ・・・で、特に駐車場に停止させておくときは輪留めが必需品だった・・・のがなんとなく輪留めは必要・・・の理由として引き継がれていると考えてよいです。 まぁ、その当時は、朝イチの作業前点検実施時に輪留めを外す(足で蹴っ飛ばす)行為が、、ヨ~シ気合いれて仕事するぞ!という作業注意喚の昂揚に結び付いていた・・・ことも受け継がれてきた理由の1つでありましょう。
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