美容師は先行きが大変厳しい業界です。 低賃金、長時間労働、福利厚生なし、と三拍子揃っています。 また、美容師は日本国内にあまりにも多く、美容師も美容室も超飽和状態です。 このような状況ですので将来の見通しが立たずに辞めてしまう美容師も多くいます。 離職率は9割を超えるそうです。 現状がこのようになっていますので、美容師は全くおすすめできません。 余程の強い意志と、給料が永遠に安くても納得できるのであれば良いかも知れません。 腕が良くても接客が良くても稼げる業界ではなくなったのです。 平均年収は約270万円と日本国内においては最低ランクの業種です。 平均年齢も約27歳と異常なほど大変若い業界です。 それは高い離職率を表しています。つまり辞める人があまりにも多いので、若者だらけになっているのです。 このような状況ですので独立して開業をしても9割が採算をとれずに閉店し、多額の負債を抱えて自己破産に陥る事も多くあるそうです。 一歩間違えると将来に取り返しのつかない傷をつけてしまいます。 20年も前であれば頑張れば稼げる職業ではありましたが、今現在は稼げる見込みは殆どない職業なのです。 親が確固たる地盤を持つ美容室を経営している、など地盤がない事には先行きが暗いのが現状です。 しかし、電気工事士は現在も需要が高く、きっちりと仕事をこなしていれば非常に安定している職業です。 需要も多く、資格を生かせる場は大変多いでしょう。 電気工の平均年収は約460万、、平均月収は約33万、ボーナスは約62万です。 美容師よりも200万円も多い平均年収が物語っています。 全業種の平均が410万円ですから、続ければ一般サラリーマンよりも稼げますし、長く続けられる仕事です。 平均年齢も約40歳と離職率も低く、定着率が高いようです。 将来を決める中で数字を調べる、というのは大切な事です。 このように公表されているデータを見る事で妄言に惑わされる事なく、客観的な判断を下す事が出来ます。 美容師に関する興味深いニュースがありましたので転載しておきます。 事実を客観的に書いていますので参考になさってください。 方で、美容師をめぐる状況は厳しい。厚労省の「衛生行政報告例」によると、日本には現在約22万店の美容院があるが、この数はコンビニエンスストア主要10社を合わせた店舗数の4倍以上だ。それでも毎年約2000店のペースで美容院は増えており、過当競争で1店舗あたりの売上高は減少、毎年約1万店が廃業に追い込まれている。 消費者がヘアカットなどの「理美容サービス」にかける金額が減少していることも、業界にとっては逆風だ(総務省家計調査、2005年~2012年の統計推移による)。デフレ下で「10分1000円カット」などの格安ヘアサロンが市場を拡大していることからも、消費者の金銭感覚がシビアになっていることが分かる。 競争が激化する中、美容師の雇用環境は決して良いとはいえない。美容師の平均年収は267万円と、他の職業の平均年収(412万円)と比べて圧倒的に低い。福利厚生も充実しているとはいえず、長時間労働が常態化している。離職率は高く、年齢が上がるにつれ、辞めていく人が多いのが特徴だ。 エイチビイエムの「理美容ニュース」によると、男性の理美容師は20歳~34歳までで約9割を占め、35歳以上は12%、40歳以上となると6%しかいない。 40代以上の理美容師が極端に少ない理由は、その賃金体系にある。美容師の賃金は40歳~44歳をピークに下降していく。「一家の大黒柱」であれば人生で最もお金が必要な時期を前に、賃金が下がってしまうのだ。 つまり多くの男性理美容師にとっては40歳が人生のターニングポイントであり、廃業するか、または独立開業してオーナーになるかの選択を迫られることになる。当然、廃業を選ぶ理美容師も多いことだろう。華やかなイメージとは裏腹に、ヘアサロン業界には「40歳定年説」とでも呼べそうな厳しい競争環境が広がっている。
なるほど:1
仕事で決まるんじゃなく、すべては貴方次第です。両方とも大変な仕事です。
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