４０才の鍼灸師です。 元々子供が好きで、今は不妊で悩まれている方の、不妊治療をメインとしている鍼灸院に勤めています…

Question

４０才の鍼灸師です。

元々子供が好きで、今は不妊で悩まれている方の、不妊治療をメインとしている鍼灸院に勤めています。来ていただいている方の子宝希望に一人でも多く応えられるよう、勉強をしています。

そこで質問があります。鍼灸で行う不妊治療の勉強がしたいのですが、婦人科のクリニックの鍼灸部門があるところに勤めたほうが良いですか？それとも、医学部のある大学院で鍼灸を行っているところに行くべきですか？
もしそういった場所があるとすれば
どちらか教えて頂けますと嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

不妊治療がメインの鍼灸院に勤めてらっしゃるんですよね？
そこで学べないのですか？不妊治療がメインといいながら、あまり成果が上がっていないということでしょうか？

元来東洋医学は総合医学です。症状別の専門性などはありません。
ある時点で西洋医学的、対症療法的治療とならざるを得ません。

しっかりとした解剖学的・構造学的診断と証診断ができれば（証診断だけではだめですよ。構造的観点が抜け落ちているのが伝統的東洋医学の欠点です。）、どのような疾患でもそれに振り回されずに適切な治療ができるようになります。

不妊にはこのツボあのツボ、不妊のこういう症状にはこのツボあのツボというような発想や治療は、東洋医学ではありません。
厳密な診断によっておのずから導かれるように治療穴は決まってくるものです。

そういう繊細な感覚に支えられた診断能力を磨かれることが何より大切ですよ。