解決済み
薬学部を卒業・在籍の方に質問今度、ドラックストアやコンビニで薬剤師なしで医療品が売れるようになるという記事を読みました。 今の時代、規制緩和で新設の薬学部がどんどん設立されていますが薬剤師の今後はどうなるのでしょうか? 数年後には薬剤師は飽和状態とききました。なので働き口が狭くなる、需要が少なくなり供給が多いため給料が下がるといったようなことがおこるのでしょうか? まだ新たなことなのではっきりとはわからないと思いますが将来どのようになるとお考えですか?
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身内が薬剤師です。 数年後には、薬剤師が不在でも医薬品の一部が売れるようになります。 ただ、副作用の問題からみても、薬剤師が不在の状態では売れないと思います。 あくまで、薬剤師は必要ながらも、いない時間帯(お昼休憩など)も売れるという 解釈でスタートするでしょう。 ただ、ドラッグストアでは薬剤師でなくても良いというのは朗報でしょう。また、逆に 薬剤師側からみると、薬剤師がいなくてもいい、職場よりも、調剤薬局や病院のような 薬剤師でないとダメ!という職場に魅力を感じる人が出てくるのは確か。人の移動が予想 されています。一方、人口は減る一方だし政府の医療費節減で患者の数も減っています。 また、処方日数の観点からみても、最近は90日処方もあるので薬局に患者が足を運ぶ 回数も減少していて、薬局経営は窮地の状態です。経営者の本音は薬剤師の人件費を 削りたいでしょう。ただ、そうすると、辞めてしまうので、とりあえず、薬剤師ではない事務の 給与を抑えていたり、事務を派遣にして賞与分をカットする動きが大手で出ています。 そして、都会の一部の地域では既に薬剤師の中途の募集を停止している状態です。 これは、都会では薬剤師が飽和していることを示しています。 ただ、地方では慢性不足であり、今後、飽和している分が地方へ行く可能性はあります。 地方も飽和した時に薬剤師飽和時代が始まり、人件費も下がるでしょう。 女性が多い職種であることも注目です。昔は、結婚を機に退職していた人が多いですが、 ここ数年は、結婚・出産後も続ける人が多くなりました。つまり、人の入れ替わりがありません。 これも、飽和につながる原因となるでしょう。 さらに、ここ最近は、普通の薬剤師と区別させる、認定薬剤師という研修に参加して 一定の条件を満たした薬剤師に認定書をつけることも始まっています。 これは、薬剤師になっても、勉強をつづけることが重要と位置づけています。 実際、転職サイトではこの認定薬剤師であると転職に有利とささやかれています。 今後、給与でも認定薬剤師であれば、差が出ることも容易に想定できます。 いますぐに飽和するとは思いませんが、10年後あたりは闇の状態です。 おそらく、新設の薬学部の学生が6年後に巣立っていく頃は少しづつ変わっている 最中なのではないでしょうか? ただ、薬学部が新設されたところで、国家試験に受からないと意味がありません。 薬学は入学が簡単だけど、資格を得るのが難しい学部になったことは正しいようです。 個人的な見解でした。
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