解決済み
こんにちわ! 編プロでバイトした場合、時間がいくらあっても足りないってききました。 やっぱり一つの収入で生活していくのは難しいから、別のバイトもしようと思うんですけど、可能でしょうか? アルバイトの求人を見ると時間帯がかかれていなくて…( ̄。 ̄;) どうなんでしょうか?
409閲覧
「別のバイトもしようと思うんですけど、可能でしょうか?」 フルタイムでない編プロバイトなら可能でしょう。しかし兵隊として学べることは少ないでしょう。雑用どまりの可能性もあります。フルタイムの編プロバイトの場合、質問者様が伝説の傭兵クラスの強靭な体力と精神力の持ち主でいらっしゃるならば可能でしょう。 編プロというのは出版業界の最前線。一般企業の常識が通用しない戦場ど真ん中です。編プロが業界未経験者やフリーターさんも受け入れているのは、単独バイトでも音を上げて辞めていく人が多く、常時人材を補充しなくてはならないからです。そういう過酷な現場でフルタイムで働いたうえ、他のバイトをして収入を補うというのは体力的にキビシイ、という人が大半です。だから複数のバイトをかけ持つのではなく、とことん生活をきりつめて兵隊修業時代をしのぐ人が多いものです(月にわずかしかない休日をショットワークにあててしまうとんでもない超人もいないこともありませんが……)。 一方、フルタイムではない編プロバイトというものもあります。週に数日だけやってきて、スタッフさんのお手伝いをする仕事です。そういうバイトであれば他のバイトと掛け持ちが可能でしょう。ただし、そういう編プロバイトは「兵隊さんのお手伝い」の域を出ないので、学べることは圧倒的に少ないものです。自分の希望する編集職に到達するのはなかなか困難かもしれません。自分の好きな戦場を選べるようになるのは、やはりフルタイムで兵隊やって血ヘドを吐いて、戦場で生き抜くサバイバル術を生身で学んだ猛者です。 ……といったことをふまえて、編プロでフルタイムで働いて極力生活費を削るか、編プロでパートで働いて他のバイトをかけ持つか、編プロでフルタイムで働いてショットワークも入れる超人的生活に挑戦するか、模索してみればいいと思いますよ。 ※ ※ ※ 出版業界に夢や希望を抱いて編プロに来て、過酷な仕事を経験して心身摩耗した若手さんは、だいたい1~2か月もすると「自分の両腕にかかえられる“大切なもの”の量には限りがある」ことに気付きます。そしてこう自分に問うことになります。「自分にとって一番大切なものは何だろうか」と。 自分にとって一番大切なものが「家族を安心させること、家族を金銭的に困らせないこと」であると気づいた若手さんは、3か月ぐらいで業界を去ります。毎日毎日ちぎれそうになって働いて、家族を心配させてばかり。それでいて収入の少ない業界にいたら、家族を幸せにできない。そう考えて、安定収入の得られる職種に自分のやりがいを模索するようになります。 一方で、自分にとって一番大切なものが「明日をも知れぬ戦場を這いずりまわることで得られるやりがい」であると気づいてしまった人は業界に残り続けます。家族に対する仕送りの額が減ったり、家族に日々「そんな生活してて体は大丈夫?」と、まるで子どもが異国の戦場に旅立ってしまったかのような心配と気苦労を味わわせてしまったとしても、業界に残り続けるのです。 もちろん、「編プロでバリバリ働いて、なおかつ家族に安定収入を確約するぜ!」という、両方の願いを腕に抱えようとする人もいます。けれど私の経験からしますと、新兵のうちからどっちもかかえようとした人は、どっちも取りこぼしてフリーターに戻ってしまうなあ……。ことわざでいうと「二兎を追う者は一兎をも得ず」というヤツでしょうか。 まあ、そういったことはさておいて。本気で編集を目指されるならば、やはりフルタイムでのバイト、あるいは契約社員がおすすめです。編プロでフルタイムで働きつつ他のショットワークを入れる超人もいないことはありませんが、そういう超人のことはとりあえず考えず、生活費を切り詰める作戦を練るほうを個人的にはおすすめいたします(あくまで個人的意見で決めるのは質問者さんですが……)。
< 質問に関する求人 >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る