解決済み
日商簿記一級なぜリースの所有権移転では見積もり購入価格とリース料現在価値のどちらか小さいほうを資産負債として計上するのですか??}
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どう計上しておけば、みんなが財務諸表を安心して使えるか?です 例えば投資家の意思決定では、 ①高く見せておいて、安かったのと ②安く見せておいて、高かったのでは ①の方が、投資家は困ります(怒ります) 高く見積もって、実は安かったら 「安く見積もってた方もあったのに、なんで高い方で計上したんだよ!おかげで損したじゃないか!」 これは、 「安全策もあったのに、なんで調子のったの?」って話です。 もちろん前提として、両方の見積もり方法が、会計上認められている方法だという事がありますが・・・ なので保守的(安全策)な会計処理・手続を優先します。 すべての会計基準の基本的なルールとなっている 企業会計原則の7つのうちの 保守主義の原則 の部分にあたります。 ちなみにですが、 保守主義の原則は 同時に 過度な保守主義を禁止しています。 例えば(リースまで勉強したなら減損も勉強したと思いますが、してないならスイマセン。。) 減損の計算の時に 使用価値(将来キャッシュフローの現在価値) と 正味売却額(今売ったらいくらか?) で高い方の額を回収可能価額として 減損損失を計算しますよね。 これって(帳簿価額△回収可能価額=減損損失) 回収可能価額を、高く見積もる ↓↓ ↓↓ 減損損失を低く見積もる という事です。 保守的な処理を優先させるなら、減損損失を高く見積もるんじゃ??? これは 減損損失は非常に大きな額を いっきに特別損失とする影響の大きい選択です。 会計基準も相当程度、確実な場合に限るといっています。 その時点ですでに、将来の事を考えて 保守的に大きな特別損失(減損損失)を計上しようとしているのに さらに積極的にその特別損失を大きく計上することは かえって混乱を招く、 つまり過度な保守主義であると考えて、 減損損失は小さくなるような選択をします。 要するに、保守主義もバランス考えてやってよねって事です。 もちろん、他の法律(会社法・税法など)が 会計処理に影響してる場合もありますが そういった法律も、企業会計原則を尊重しているので 会計原則の基本的な考え方が、その背景にはあります。
安い方、買うでしょ。
保守主義の観点から過大に資産を計上しないと考えられますのでどちらか小さい方と決められています。 失礼…間違えてましたね(汗) 安く買えるからですね。
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