アメリカの大学を出たのですが、就職の進路を任期制（２年）の陸上自衛隊に進みたいと考えています。

Question

アメリカの大学を出たのですが、就職の進路を任期制（２年）の陸上自衛隊に進みたいと考えています。２年の任務の後、隊を出て、就職活動をするつもりですが、自衛隊側が紹介する企業以外で、自分から一般に大手企業に応募して、内定する事は可能性としてどのくらいでしょうか？過去にそのような前例はありますか？２年の遅れ＋自衛隊卒とゆうことで、就職に不利（大手企業に対し）になることは考えられますか？
言葉が悪く恐縮ですが、アメリカの州立大学を出て自衛隊にいく例は余りきいたことがありません。内定も出ている会社もあるのですが、それでも今、自衛隊（一番したの士官）に務めてみたいのです。今しかできない経験をして、後、そこから得た精神の強さを、大きな会社で役立てていきたいと考えています。

Answer 1

まず、自衛隊の任期制は、士官ではありません。米軍で言えば、ただの「兵」です。
米軍とはシステムが違うので、兵（士）は任期制か下士官(曹）になれる前提の終身雇用、士官(幹部)は大卒の終身雇用か下士官（曹）からの部内選抜です。

任期制の士、現在の採用試験で言えば「自衛官候補生」で入隊し、２任期程度勤務すれば、自衛隊側の再就職の斡旋を頼むこともできますし、もし自分に自信があれば、自己開拓も可能です。

アメリカの大学卒業ということですと、残念ながら、（日本全体が、「だからグローバル化できてなく、ダメなんだよ」というコメントはあり得ますが）国内の大学の格付けが基準になっているのが現実ですから、そもそも大卒として扱ってもらえるかどうか、微妙ではないでしょうか。

どういう企業に就職したいのかにもよりますが、「経験してみたい」程度であれば、いまは予備自衛官補という制度もありますから、就職してから、予備役になるためのトレーニーになるべく、予備自衛官補を受けてみるのも一案かと思います。