解決済み
溶接機のチップ交換直後に、チップが詰まってしまって困っています。パナソニックの自動溶接機を使っています。 毎回チップ交換直後にチップが詰まってしまい、ロボットが止まってしまいます。 最低でも2,3回は止まってしまうし、ひどい時には1~2時間とか時間が潰れてしまいます。 何か良い方法とかあるのでしょうか?
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スタート時にパーンとはじいてチップの出口で溶着する現象のことでしょうか。 今の時代にチョコ停で1~2時間のロスタイムとはひどいですね。 1.二次側のインピーダンスが大き過ぎても起こります、母材側のケーブルの引き回し・長さ・接続方法は完全ですか?ケーブルをグルグル巻きにしていたり、作業台への締め付けが甘いと発生します。 2.ワイヤの送給経路の部品に問題はありませんか?送給ロール・ライナ・インナーチューブが古くなって、少しでも送りがギクシャクするとスタートが悪くなります。 3.ワイヤが極端に真っ直ぐなっていませんか?少なくとも半径1mぐらいの曲がりがある方がパーンとなり難いです。 4.上記の逆ですがワイヤが極端に曲がっていませんか?曲がりが強いとチップの先端だけでワイヤとの接触が強くなりパーンとなることがあります。 5.チップが原因でも起こります、純正のロボット用ですか?高いものを使えば良いというものでもありませんが、チップ穴の出口の加工は原因のひとつです。 とりあえずの逃げの一手ですが、速効性があるのはティーチング修正してスタート時のトーチの傾きを大きくして寝かせることです、他に少々問題があってもカバーしてくれます。 また溶接開始でワイヤを送り始める速度(スローダウン速度)を遅くするのも効果があります、でも1ケ所あたり0.3秒ぐらい長くなってしまいますから、溶接個所が多いと適要し辛いです。 今の時代ではめずらしいトラブルですから、上記の逃げの手で凌ぎながら送給経路の部品を新しくしたり給電関係を整備したりすれば解決するはずです。 解決しない場合はその旨を補足していただければ、私も次の手を補足させていただきます。
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