解決済み
公認会計士、税理士試験の受験予定はなく、 独学で日商簿記検定1級に合格した者です。 このように、日商簿記検定1級のみの学習をしている者でも合格は可能です。 ただし、日商簿記検定2級と比較し、驚く程に難易度が上がりますので、 最後までやり抜く覚悟と強い気持ちがなければ、挫折してしまうかと思います。 感覚としては日商簿記検定2級の10倍、少なくとも6~7倍は難しいです。 私は日商簿記検定2級については、3級の学習も込みで2ヶ月間行い、 試験ではほぼ満点で合格できました。 また、試験前に、一度も解いたことのない過去問を5回分解いた際も、 全て合格点を取ることができました。 日商簿記検定2級については、一定時間勉強すれば、 合格率がいかに低い回の問題であっても、 合格間違いなし、というくらいまで点を取れるようになります。 しかしながら、日商簿記検定1級については、 1年3ヶ月の学習で合格しましたが、 過去問の点数も安定せず、試験直前に解いた際も、 問題によっては、合格点の取れないものもありました。 2級は3級込みで2ヶ月の学習で、ほぼ合格確実なところまで持っていけましたが、 1級については、1年3ヶ月の学習でも、安定して合格できる実力までには持っていけなかったいうことです。 1級は4科目に分かれていて、1科目で正答率が40%未満になってしまうと 不合格になってしまうのも、難しくなっている要因の一つです。 特に、工業簿記・原価計算(2級でいう工業簿記の分野です)の2科目については、 かなり学習を積んでも、中々安定した点数を取れるようになりません。 また、大問の1問目、2問目等で計算ミス等ケアレスミスをすると、 続く問題が全て不正解となるシビアさがあります。 まとめますと、「1級のみの学習で合格することも可能ではありますが、 相当な覚悟が必要ですので、そのような覚悟ができる場合は学習をしてみるとよい」と思います。 途中で挫折してしまっては、人生の大事な時間を数ヶ月、 あるいは1年以上無駄に使うことになってしまいます。
大原はやめといたほうがいい。
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