教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

公務員の給与…俸給表の見方がわかりません 地方勤務を選択した者でも、採用7年経過時点で行政職俸給表(一)3級(いわ…

公務員の給与…俸給表の見方がわかりません 地方勤務を選択した者でも、採用7年経過時点で行政職俸給表(一)3級(いわゆる「係長」級)に昇任し、 またこの時点で監督署主任監督官・課長の昇進資格を得る。 その後、おおむね、40歳代前半には行政職俸給表(一)5級(監督署課長、次長級)に昇任する。しかし、行政職俸給表(一)6級(監督署長級)以降は都道府県労働局や労働基準監督署へ配分された定数が限られていることから、昇任が頭打ちとなる傾向である。 とWikipediaに記載されていましたが、結局はいくらの給与になるのでしょうか? 人事査定の「号」も関係するのですか

続きを読む

19,811閲覧

ID非表示さん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    リクエスト、ありがとうございます。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14101466179 のnainaityanさんの「俸給表は、何の価値もない。昇任に伴って、昇級(昇給ではない。)する」の意見に同感です。 俸給月額は、俸給表の級と号俸のクロスした部分が俸給月額になるので、将来いくらの給料をもらっているか?は、何号俸か?だけでなく、何級か?がわからないと答えようがなくなってしまいます。 ところで、級があがることを人事院規則上では「昇格」といって、 いわゆる昇進とか昇任とか、「nainaityanさん」のいう「昇級」のことをいいます。 昇格時に何号俸になるかは、人事院規則9-8 別表第7の昇格時号俸対応表で確認することができます。 では、何年で1つ上の級に昇格するのでしょうか? これは同じく人事院規則9-8の、別表第6に、必要在級年数として書かれています。 ただし、これは「在級年数を満たせば昇格の資格が発生する」ということであって、昇格を約束されたものではありません。 規則9-8本文中にもあるように、勤務成績の優秀な人から昇格していくので、優秀でなければ昇格がおくれることになります。 シミュレーションしてみましょう。 ここにAさんとBさん(同期)がいます。 AさんとBさんは、H25.1.1に行(一)1級 17号俸でした。 Aさんは、H25.4.1に 行(一)2級に 昇格しました。 Bさんは、昇格が1年遅れ、H26.4.1に 行(一)2級に昇格しました。 H26.4.1には2人はどうなっているでしょうか? 昇格時、何号俸に格付けされるかは、人事院規則9-8 別表第7ーイ http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S44/S44F04509008.html により、求めることができます。 (昇格した日の前日に受けていた号俸と 昇格後の号俸ー2級 がクロスするところ。) これにより、Aさんは、H25.4.1で、行(一)2級 1号俸に格付け、 H26.1.1の定期昇給時に4号俸昇給して(※)、行(一)2級 5号俸になり、 H26.4.1には、行(一)2級 5号俸を受けていることになります。 一方Bさんは、H26.1.1に定期昇給があり、4号俸昇給し(※)、行(一)21号俸に昇給、 H26.4.1に昇格し、行(一)2級 1号俸に格付けされます。 ※細かいことは省きますが、普通に勤務していれば、毎年4号俸、1月1日に昇給します。 では、実際の俸給月額はどうでしょう? こちらで見ることが可能です。 http://www.houko.com/00/01/S25/095H.HTM 行(一)2級 5号俸は、192,800円 行(一)2級 1号俸は、185,800円で、 1年の昇格の遅れが7,000円の差として跳ね返っています。 このように、昇格の遅れは給料の差となって現れます。 何が言いたいのかというと、入省後10年、20年、といった、とても長い先の話は、予想がつかないということです。 また、官庁や、採用区分(24年度試験からなくなったが、いわゆる「キャリア」「ノンキャリア」など)によって、昇格に必要な年数の基準が異なります。 人事院規則 別表第6で定められた年数を「法定年数」というのに対して、 前者のような、本音ベースでの必要経験年数を「運用年数」といったりしますが、 運用年数は各官庁で定めているため、厚労省のことまでは私にはわかりません。 さらに 「しかし、行政職俸給表(一)6級(監督署長級)以降は都道府県労働局や労働基準監督署へ配分された定数が限られていることから、昇任が頭打ちとなる傾向である。」 この記述も、ある意味合っていて、「そのポストに就かないと昇格しない」という級も存在します。 こういうのを「ポストはまりの昇任」といいますが、何級からそういった級に切り替わるかは、官庁によって違うと思います。 これの厳しい点は、定年(あるいは依願退職)によって、人が抜けないとポストに就けない=昇格できないという点です。 自分たちの先輩方が大量に雇われたりした時代の人ですと、なかなか上位級が空かず、昇任待ちをしなければいけません。 将来、何級何号俸を受けているか?は、 その他、定員削減や優良昇給、最高号俸からの昇給がないこと、なども考慮要素にいれなければならず、 また、その時の俸給月額は、上位級に行くほど、最低号俸と最高号俸の差が開くため、予測がますます困難になります。 長くなってすいません。 結論的には、こういった事情があるので、将来について、結局いくら?の予想はできないというのが答えです。

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

労働局(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

公務員(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    情報収集に関する質問をキーワードで探す

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: この仕事教えて

    転職エージェント求人数ランキング

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる