解決済み
登録販売者です。 制度が出来る前から正社員で働き、現在はパートで働いています。 勤務年数だと6~7年です。 <質問されること> ・お客様が抱える症状に合う薬は何か? ・薬同士の併用の可否 <よく質問される種類> ・風邪薬 ・鎮痛剤 ・酔い止め ・目薬 ・痒み止め(塗り薬) ・鼻炎薬 ・胃腸薬 ・湿布薬 <勉強> しています。 本屋でOTC薬の成分の解説書を買って読んだりします。 あと、少しでも分からないことは薬剤師さんや先輩に聞いたりもして、疑問はなるべく早く解決するようにしています。 <何年くらいで> 一概には言えませんが、昔店長に言われたのは「少なくても1年は慣れるまでに掛かる」です。 でも1年間で完璧に出来るわけではないですし、毎日色々なお客さまからの変化球に対応していくと、少しずつ応用がきくようになったり答えられる範囲も広がったりしていきます。 <わからない時> 薬剤師さんや先輩に代わってもらいます。 新人の頃はしょっちゅう代わってもらってましたし、年数を重ねてからも難しい質問の時には薬剤師さんに代わってもらいます。 そして、どうお答えするべきだったのか、どういうお薬が合うのか…など、必ず教えてもらうようにします。 お客様の健康や大きく言えば命にかかわる場合もあるので、適当な答えは出してはいけないと思っています。 <失敗談> たくさんあります(^^;) 幸い健康被害につながるようなことはなかった(と思います)ものの、的外れなことを答えてしまったり、似ている製品の違いが分からなかったり。 でもそういう経験があるからこそ、知識も増えましたし言葉のバリエーションも増えました。 <成功談> これはお客様から直接「あの薬が効いたよ!」と言ってもらえた時に実感します。 よく覚えてるのは、胃痛に悩むお客様にある胃薬をオススメして、後日直接お礼を言って頂けたことです。 自分の判断が間違っていなかったことに安堵しましたし、笑顔で言って頂けたのでとても嬉しかったです。 <アドバイス> お客様の症状やお薬に求めることなど、とにかくよくお話を伺うことが大切だと思います。 会話の中からそのお客様の生活スタイルが分かることもありますし、そうするとオススメするお薬も変わってくることがあります。 アレルギーと、服用中のお薬がないかどうかも必ず聞くようにしてください。 この仕事をしていて思うのは、終わりがないということです。 薬の種類に限りはあっても、お客様は誰一人として同じ人はいません。 同じ薬でも毎日売り方が変わります。 人の健康を左右することがある責任を背負うので、大変なこともありますが… 同時に面白い職業だとも思います。 長くなってすみません。 私もまだまだ勉強中の身です。 お互い頑張りましょう☆
なるほど:7
こんばんは。 ドラッグストアの店長兼登録販売者です。 色々、ご質問なので整理してお答え致しますね。 ①どのようなことを、お客様から聞かれるか?。 ・当然ですが、お薬のことですね。お客様の症状に合ったお薬を、普段から勉強しておき、説明とともにおススメ致します。 ・加えて、衛生用品(絆創膏や、包帯、眼帯、消毒薬)について、使用方法をよく聞かれますので、ご案内が出来ると、いいですね。 ②どのような種類の薬が多いですか?。 ・結論、シーズンによって、聞かれるお薬の増減がありますね。例えば、今ならまだ「風邪薬」とこれからの花粉に備えて「鼻炎薬」が、断然多いですし、春になれば、「水虫薬」、夏になれば「虫よけ、虫刺され薬」といった例があります。ですが、そういうシーズン制と関係ないもの、例えば「鎮痛薬」、「胃腸薬」もありますから、毎日毎回の接客を大切にして学んでください。わからないことは、薬剤師や先輩登録販売者に聞いて、その場で覚えてしまいましょう。 ③日々自分で薬の勉強など調べたりしていますか?。 ・正直、しておりません。処方薬との相互作用は、我々登録販売者では出来ないので、薬剤師に変わるか、電話で薬剤師に相談しています。それ以外のことは、ほぼ、100%お答えできてしまうものです。 ・私個人は、自己啓発のため、「薬学検定」の勉強を始めましたが、直接役立つとは思えません。 ・難しく考えず、薬剤師や先輩社員を頼ってもいいと思いますよ。 ④何年くらいで、お客様の質問に答えられるか?。 ・私で、約1年半くらいでした。それですぐ店長の辞令がでましたね。当時はまだ登録販売者の制度、資格もなく接客しておりました。年数より、積極的な姿勢が大切です。最初は誰でもわからないんですから、接客を自分からして、学ぶ人なら1年から2年で何もかも出来るようになってしまいますよ。逆に接客から逃げていたり、やる気がないといつまでたっても無理でしょうね。 ⑤お客様から質問を受けて、わからないとき、どうするか?。 ・薬剤師(薬のこと、関連すること)、に聞きますね。その他のことでしたらその時にいる従業員で最も詳しい人に振ります。(化粧品のこととかは、美容部員か女性のパートさん) ⑥失敗談、成功談。 ・失敗談としては、お客様に詳しく症状も聞かず、会社が「売りたい」商品をごり押しで、売ってしまったことがありました。これは最も恥ずべき行為ですね。二度とそのお客さんは、来てくれないと思います。 ・成功談は、その逆ですね。お客様の症状を聞き、詳しくご説明して、ご期待に沿った商品を販売して、後日来店され、お礼を言われて、また新たなご相談をいただいた時ですね。私たちが販売しているのは、商品を通じて「信頼」をされることだと、感じますし、毎日その心がけで、現場に立っております。 以上で、お答えになりましたでしょうか?。 質問者様が、一日も早く真の「登録販売者」になれますよう、心からお祈りしております。
なるほど:3
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