突然のリクエスト申し訳ございません。 現役「エリート」MRさんとの事でリクエストさせて頂きました。 さて、本題に移さ…

Question

突然のリクエスト申し訳ございません。
現役「エリート」MRさんとの事でリクエストさせて頂きました。
さて、本題に移させて頂きます。
有名薬科大からの大手MRへの就職はかなり有利ですか？春から大阪にある薬科大学に進学します。
祖父が同薬科大出身で、住友系のMRをしていたので、ある程度は評価されるのかなと思いますが、流石に時代錯誤でしょうか笑？
当方、研究職や開発職、薬剤師には魅力を感じないので(理詰めなのはムリ)、どうしてもMRになりたいのですが。
拙い質問ですが、回答して頂けると幸いです。

補足

そうですか…やはり今後の採用は激戦になる可能性が高いようですね。
大学のネームに頼っていては就職にも負けてしまいそうですね。
大切な事は、留年なしで薬剤師の資格を取得する事、TOEICで超高得点を狙う事、就職の際にアピール出来るような経験を積む事、最後は会話力の錬成と言った所でしょうか。。

Answer 1

基本的に薬学部はＭＲの就職にはある程度有利です。それは間違いないのですがＭＲ、自体が今後微妙になっています。ＭＲの新卒の採用そのものが減っていて今後もさらに減る可能性があります。理由を何点かあげます。
・諸外国と比べて日本でのＭＲの人数が断トツに多く、人件費が非常に高い。今後６万にもいるＭＲが減っていく可能性は十分あると言われている。
・日本は薬価制度に守られていて、また、今までは欧米各国と比べて後発品率が低く、特許切れの製品でもある程度は売上を維持できたがここ数年強力な政府の後発品推進政策により特許切れの製品の売り上げが激減しており、日本の上位の製品が相次いで急降下している。
・その割に新薬がなかなか出ない状況で外資系とその他日本メーカーでは数社でしか新薬を出せない状況になっている。
・接待がなくなり、ＤＲがＭＲと面会する意欲がさらに無くなっていて訪問規制も厳しくなっていてＭＲの適正人数を各社見直している。
・以上の理由により新卒や中途での採用で大量採用を計画している会社が少ない状況。新卒は世代間のバランスをとるためのみの最低限の人数になっている。
今後ＡＲＢなどの超大型製品の特許切れが相次ぐので上位の会社で特許切れで苦しんでいない会社がない状況になっています。６年後はどうなっているかわかりませんが、厳しい状況はかわりません。採用としては少数精鋭になってきます。ぜひ、その少数になっていただければと思います。
いずれにしろ、ＭＲ以外も薬剤師のニーズはありますので免許を確実に取れるよう努力してください。
ＭＲは基本的に営業ではあります。人間力などが求められます。うまく言えませんが祖父のことなどは関係ないです。どんな大学でもどんな学部でも最後は人間対人間です。薬科大は学部での門前払いはない、ぐらいに考えてください。この６年間で自分を磨いていただければと思います。
現在好かれている言葉は、人間力、経営者目線（雇われている感覚ではなく経営者の目線で働く）、率先垂範、コミュニケーション能力、英語などなどです。謙虚な目線で様々な方と出会い、いい影響を受けながら充実した学生生活を送っていただけるよう願っております

補足部分に補足します。貴殿のまとめにある通りではあります。ＴＯＥＩＣなどは努力できます。ただ言葉にするとなにか違うと感じる部分もあります。
「就職の際にアピール出来るような経験を積む事、最後は会話力の錬成と言った所」
ここが言葉でいうほど簡単ではありませんし、言葉にしようとすることが本質的でない部分でもあります。
就職のために学生生活があるわけではないし、人間力は就職活動のためなどを目的にした経験でえられるものでもないのです。
目の前にあるものを一生懸命やっていくこと、人のために生きる意味を感じ、経験することなどで培っていくものです。体育会の部活動などでもいいし、恋愛でもいいです。勉強でもいいです。遠い目標を作るのはいいですが大切なのはまずは、目の前の学生生活をいかに一生懸命生きるかに集中することが大事だと思います。近くに目標を大事にする人間は結果的に大成するという言葉があります。そこで感じたことが将来の何をしたいかにも結びつきます。薬科大をせっかくでるのならば大学病院の薬局長なども非常にやりがいのある仕事だし、薬局を何店舗ももつ社長さんになり熱い若者をどんどん採用して総合的な薬局ビジネスを展開するのも魅力的だと思います。自分はＭＲなので別に否定はしませんが決め打ちするほどの仕事でもないですよ。話が脱線しましたが、まずは６年間をいかに充実させるかに集中ください。その先に答えがあると思います。がんばってください。