教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

簿記3級取得に向けて独学で勉強中です。 ・費用と収益の繰延べ ・費用と収益の見越し について教えてください。 …

簿記3級取得に向けて独学で勉強中です。 ・費用と収益の繰延べ ・費用と収益の見越し について教えてください。 わたしはこの問題がどうも苦手で何度やっても覚えれません。 みなさんはどのようにこの問題を覚えましたか?理解はしてるつもりなんですけど、いざ問題となると解けなくなるので、 どなたか覚えるコツなどありましたら教えて頂けませんか? よろしくお願い致します。

続きを読む

269閲覧

回答(3件)

  • ベストアンサー

    繰延(く)→(ま)前払い、前受 見越(み)→(み)未払い、未収 これを頭文字で覚えると くまのみみになります。 税理士試験でもこう教えていますから。

  • 考え方としては 繰延とは当期(期中)に受け取った(支払った)収益・費用に翌期以降の収益・費用になるべきものが含まれる場合にその分を翌期以降の収益・費用とするために当期の収益・費用から除外するということです。翌期の収益費用になるのだから翌期首にはその期の収益・費用に算入するための仕訳(再振替仕訳)が必要になります。 見越しとは当期においてまだ受け取っていない(支払っていないが)既に当期の収益・費用として発生していると考えられる分を当期の収益・費用としようということです。翌期の受取時(支払時)に計上すべきものを当期に計上しているのだから翌期首にはその期の収益費用から除外するための仕訳(再振替仕訳)が必要になります。 再振替仕訳は形としては決算時に行う仕訳の逆仕訳になります。 ◆(費用の)繰延の例 分かりやすいのは保険料の支払いでしょう。 《例題1》 <問題> 会計期間:1月1日~12月末 当期の7月において向こう1年分の保険料12,000を支払っている。 (問1)必要な決算仕訳を示しなさい。 (問2)翌期首に行うべき再振替仕訳を示しなさい。 <解答> 借方)前払保険料 6,000 貸方)保険料 6,000 借方)保険料 6,000 貸方)前払保険料 6,000 <簡単な解説> (問1) 7月に支払った保険料のうちには翌期1月~6月末までの分が含まれています。 この分を翌期の(保険)事故のリスクに備えるために支払ったと考えて翌期の費用とするために繰延べる仕訳をします。 (問2) 前期末(問1からみれば当期末)において当期に属する保険料を前期(期中)に計上された保険料から除外しているのでこの分を当期の収益費用に算入するための仕訳をします。 ◆収益の繰延の例 1年ごとに家賃を受け取る契約をしていて当期に受け取った家賃のうちに翌期以降の分が含まれているケースなどが該当します。 《例題2》 <問題> 会計期間:1月1日~12月末 当期7月に家賃として向こう1年分を受け取っている。 なお、1月あたりの家賃は100,000である。 (問1)必要な決算仕訳を示しなさい。 (問2)翌期首に行うべき再振替仕訳を示しなさい。 <解答> (問1)借方)受取家賃 600,000 貸方)前受家賃 600,000 (問2)借方)前受家賃 600,000 貸方)受取家賃 600,000 <簡単な解説> (問1) 当期7月に受け取った1年分の家賃のうちには翌期1月から6月末までの分が含まれています。 この分を翌期の収益とするため当期の受取時に計上された収益から除外する仕訳をします。 (問2) その期の収益にするための仕訳をします。 ◆(費用の)見越しの例 分かりやすいのは借入金などの利息の支払いでしょう。 《例題3》 <問題> 会計期間:1月1日~12月末 当期7月に借入金10,000を年利率5%、利払日1年に1回6月末、借入期間5年の条件で借り入れた。 (問1)必要な決算仕訳を示しなさい。 (問2)翌期首に行うべき再振替仕訳を示しなさい。 <解答> (問1)借方)支払利息 250 貸方)未払利息 250 (問2)借方)未払利息 250 貸方)支払利息 250 <簡単な解説> 決算日時点で考えてください。 当期7月から12月末までの利息は翌期の6月末に支払います。 ですが7月から12月末までの期間においても借り入れの事実はあるわけです。 ということでこの分を当期の費用として計上します。 見越し計上する金額の計算は 10,000×5%×6ヶ月÷12ヶ月=250 になります。 (問2) 前期末(問1からみれば当期末)において当期の支払時に計上すべき利息を計上しているのだからこの分を支払時に計上すべき額から除外する仕訳をします。 ◆(収益の)見越しの例 貸付金を貸し付けている場合で当期において貸付期間がありその間の利息を翌期に受け取るような場合が該当します。 《例題4》 <問題> 会計期間:1月1日~12月末 当期7月に株式会社Aに200,000を年利率5%で貸し付けた。 利息の受け取りは1年ごと(6月末)に行う。 (問1)必要な決算仕訳を示しなさい。 (問2)翌期首に行うべき再振替仕訳を示しなさい。 <解答> (問1)借方)未収利息 5,000 貸方)受取利息 5,000 (問2)借方)受取利息 5,000 貸方)未収利息 5,000 <簡単な解説> (問1) 翌期6月末に受け取るべき利息のうち当期7月から12月末までの分は当該期間において貸し付けの事実があることからこの期間に対応する利息を当期に計上する。 (問2) 当期(問1からみれば翌期)の6月末に計上すべき利息のうち前期(問1からみれば当期)6月から12月末までの分は前期末において計上していることからこの分を受け取り時に計上する分から除外する仕訳をする。

    続きを読む
  • >理解はしてるつもりなんですけど、いざ問題となると解けなくなるので この問題は「費用・収益の見越し・繰り延べ」のどれなんだろう、と考えてはいませんか? この問題は、当たり前のことながら「問題をよく読む」ことです。 注意点とすれば ・会計期間はいつからいつなのか。(3級であっても決算日が12月31日とは限らない。) ・費用の支払日から決算日までは何ヵ月で次期分は何ヵ月なのか。(費用の繰り延べ) ・収益は当期分は何ヵ月で、次期分は何ヵ月なのか(収益の見越し) ・後日受け取る収益であっても仮に今受け取れるとしたらいくらなのか。(収益の見越し) ・後日支払う費用だが、仮に今払うとしたらいくらなるのか。(費用の見越し) また、解説していないテキストが多いのですが、問題文に 「本年度も(第122回)」 「昨年も同様に(第127回)」 「毎年(第115、116、121、124、128回)」 とある場合があります。 この問題では、前期にも収益または費用が発生し、期末に費用・収益の見越し・繰り延べの処理を行い、当期首に再振替仕訳を行っている、という点に注意しなければなりません。(単純に12で割ればいいということではない) 例:決算日12月31日、保険料支払日9月1日、支払額向こう1年分 前期9/1:(借)支払保険料12ヵ月/(貸)現金12ヵ月 .....12/31:(借)前払保険料8ヵ月/(貸)支払保険料12ヵ月・・・費用の繰り延べ 当期1/1:(借)支払保険料8ヵ月/(貸)前払保険証8ヵ月・・・再振替仕訳 当期9/1:(借)支払保険料12ヵ月/(貸)現金12ヵ月 ご覧のように当期の支払保険料の残高は20ヵ月分です。 したがって、当期分の保険料を求めるときには 残高¥○○×12ヵ月÷20ヵ月 と計算します。 この論点は為替手形と並んで質問が多いところですが、ご参考になれば幸いです。

    続きを読む

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

簿記(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

税理士(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 簿記

    転職エージェント求人数ランキング

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる