と仕訳がおかしいのではないかと思いました。 以下問題です。 「数年前に取引関係の強化を目的として、A社株式3,000株を1株¥520で買入れた。その時の手数料は¥45,000であった。当期において、A社株式1,000株を1株¥580で売却し、手数料¥11,600を差し引いた手取り額を当座預金に預け入れた。当期の売却取引の仕訳を示しなさい。」 上記問題の回答は、 当座預金568,400/投資有価証券535,000 投資有価証券売却益33,400 となるのですが、手数料の仕訳は記載しなくていいのでしょうか?(勘定科目群には支払手数料の記載はなかったため、書きようがないので妥当な回答としては上の仕訳なのですが、、) 一般的に、簿記では全ての取引において記録するのが原則だと思いますが、上の回答は支払手数料を売却益から引いています。 総額主義に基づくと、 当座預金568,400/投資有価証券535,000 支払手数料11,600/投資有価証券売却益45,000 これが正しいと思いますし、自分の会社では上のような仕訳はしません。(他の会社ではそうするんでしょうか?) 勘定科目が同じであれば相殺表示するのは当たり前ですが、費用と収益を一部または全て相殺して表示してはならないという総額主義の原則からすると上記仕訳は間違いだと考えました。 今回は勘定科目に支払手数料の記載がなかったことから、相殺表示して回答するのが適切ですが、万が一支払手数料の科目が記載されていた場合でも相殺表示してもいいのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。