悩んでいます。 私は主に人事関係の仕事をしているのですが、私が4年前専任になってから、現場の就労環境の改善に取り組んで参りました。いくつもの人事系セミナーに通った中で主に重要な要因とされる「やりがい」をあげられるよう、キャリアパスや評価基準を構築しました。 もちろん処遇面もできる限りの事は行ったつもりです。 給与所得は処遇改善加算の導入などにより、当時から比較し一般職が約25,000円のアップ。中堅、管理へとキャリアアップする毎に段階的にアップできるようにしました。夜勤(¥7,500×平均4回)を加えると月給で215,000円がスタートの給与です。もちろん世間と比較して多い訳ではないとは思いますが(賞与が安いので…)、平均的な相場レベルかと思っています。 職場環境という意味では、職員への一斉ヒアリングにより潜在的な不安を払拭できるように努めました。職員数は4年前当時と比較すると5名の増員、月間の休暇は多くなく7日ですが有給休暇を進め年間平均16日程度は使ってもらっています。 またリフレッシュ系のイベントの実施により、バーンアウトの予防と職員間コミュニケーションの向上にも努めました。 おかげでこの4年間は年間退職者数3名~4名まで(全職70名超)にまで改善してきたのですが、今年に入り現在までで既に6名の退職。理由は「看護学校への入学」「新規立ち上げに関わりたい」「やりがいが無い」「賃金が安い」「男女間のトラブル」というところです。 ちなみに「賃金が安い」という者の年収が約340万円(勤続4年)です。 外部キャリアを経て入職した職員は就労環境に関しては問題ないと思いますが、全体的にスタッフのフォロー関係が軽薄な気がします。との事でした。ヒアリングをとりましたが人間関係において悪いと答える職員は一人もいません。ただ全体的なモチベーションは確実に下がっている様子が見られます。 一体どうしてこういった現象が起きてしまったのか、私自身に反省すべき点が明確にあればすぐにでも改善したいと思っているのですが、原因がわかりません。何か参考になるツールや反省すべき点に気付かれた方、ご教示いただければ幸いです。