解決済み
検察事務官について 将来、法律職に就きたいと考えています。 ただ職業について調べているうちに 弁護士であっても資格を持っているだけでは 厳しい状況だと聞きました。 その他の法律資格も同様に 仕事がないと聞きます。そこで、調べているうちに 検察事務官という職業を見つけました。 10年以上働けば内部の試験で 副検事、 副検事を3年以上務めれば 特任検事になれるということがわかりました。 また、特任検事になれば 日弁連の研修を経れば弁護士資格も取得できるんですよね? そこで、質問なんですが 検察事務官から特任検事になるには 一応、規定だと最短で13年程度でなれますが 実際は厳しいですか? また、特任検事という役職は 内部で悪い意味で特別な扱いを受けたりしませんか? たとえば 「そこまでして検事になりたいの?」 「司法試験パスしてないのに」 など。 現場の実情を知りたいです。 また、特任検事を一定年数務めて 日弁連の研修を受ければ 弁護士資格も取れるそうですが 実際に弁護士資格を取得する特任弁護士の方はいますか? また、いるとすれば定年後にということなんでしょうか? お願いします。
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元検察事務官です。 特任検事は、とにかく少ないです。 その理由は、副検事から特任検事を目指す人自体が少なく、また、副検事試験より特任検事試験の方が難易度が格段に上がるようです。 特任検事の人数は各地方検察庁に1名くらいです。 特任検事だからといって他の検事と仕事内容が変わるわけでもなく、特別扱いもないように思います。 特任検事から弁護士になることも法律上は可能ですが、私は20年も検察庁にいましたが、弁護士になった特任検事は一人もいませんでした。 詳細は私のブログ「死ぬほど嫌だった検察庁のお仕事」を参照してください。 http://ameblo.jp/kurenai9813/entry-11322995312.html
分かる範囲で順番に回答させていただきます。 検察事務官から特任検事になるには一応、規定だと最短で13年程度でなれますが実際は厳しいですか? →副検事試験を受験するための10年の期間の中に「どこどこの部署に何年以上」等の規定がありますので,地方の小規模地検ではそれらの部署を回るのに時間がかかるかもしれません。 特任検事という役職は内部で悪い意味で特別な扱いを受けたりしませんか? →そういうことを思う,または言う方はいますが,それをもって出世ができないということはありません。現に地検の検事正(地方検察庁のトップ)になった方もいます。 最後の特任検事から弁護士にという方については把握しておらず,回答できず申し訳ありません。 ここからは私見で質問の趣旨からずれてしまうかもしれませんが,退官後弁護士になった方やいわゆる「ヤメ検」は刑事裁判の弁護は得意ですが,民事裁判は不得手という傾向が非常に強いです。 例えば質問者様が刑事弁護専門の弁護士を目指すというのであれば構いませんが,民事裁判もこなすおつもりでしたらあまりお勧めできる道ではありません。
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