解決済み
図書館での仕事に興味があるのですが実務経験がありません。求人を見ますと目録業務、NACSIS-CATデータ作成、NPC付与経験など条件があります。これらの業務には何か資格試験があるのか、どうしたら身につけることができますか。難しい業務ですか。また図書館の仕事を主に扱っている派遣会社など教えてください。
2,237閲覧
図書館の専門職としての資格に司書資格があります。短大卒以上の方でしたら、講習などで取得できます。 ただし、司書資格は公共図書館を主眼に置いているため、大学図書館などではコレだけでは不足です。 参考:司書について:文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm) 「目録業務、NACSIS-CATデータ作成」に特化した試験や資格はありません。単純にスキルと言うことであれば、NACSIS CATの入力方法だけであればマニュアルがWebで公開されていますから、それを見て覚える方法もあります。(「NPC付与」は、自分には何のことだか分かりません。) そうは言っても、実際の目録の取り方は経験を積み覚えるしか有りません。単純に「書名」「副書名」「各巻書名」などと表記されたマニュアルを見たところで、実際に本に書かれたどの情報が何にあたるのかは自分で判断しなくてはなりません。国や言語によって、書かれる位置は変わります。不明確な場合、調査し、情報を埋めねばなりません。また、ただ登録するのではなく、既に登録されているかどうかの検索も行います。手元にある本とデータで見るだけの本が同じものなのか違う本なのかの判断は、意外と難しい作業です。 こういった条件が付くのは大学図書館が殆どです。専門的な資料や多言語資料も多く、一朝一夕では身につきません。だからこそ、経験者、という条件で募集がかかるのです。 なお、公共図書館の場合、大学図書館に比べて専門職以外の採用数が多いです。資格も司書資格だけで未経験者可の求人もたくさん出ます。年度契約が多いので、求人も2~3月にたくさん出ます。 例えば、個人サイトの「われわれの館」や日本図書館協会HP、ハローワークなどで求人を探すと、公共図書館の求人を見つけることができます。派遣会社に登録して待つよりも、こういったところから探す方が多いように感じます。派遣を探すなら図書館からの受注を専門に行っている図書館流通センターHPでは、自社が受注した図書館分の求人が載っていますよ。 公共図書館の場合、大学図書館と異なり土日祝日も開館しています。中には1月1日から開館(=シフトにあたれば仕事に出なくてはならない。)の図書館もありますので、勤務条件にはお気をつけを。
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る