国税専門官試験は受験する地域によって難易度は変わるのでしょうか？

Question

国税専門官試験は受験する地域によって難易度は変わるのでしょうか？来年国税専門官を受験する者です。

過去に受験した人に聞くと１次試験の合格点が東京国税局などの都会では高くて地方では低いという人もいれば
全国で一括採用だから合格点に地域差はないという人もいます。
１次試験は管区ごとに採点しているから地域差が生じるのでしょうか？

補足

ngxdk378さん 、nanakoさんありがとうございます。
ngxdk378さん国税庁のＨＰを参照したのですが国税専門官も受験申し込み時に受験区分を選択するようなのですが、あれは２次面接までは関係なくて最終面接（意向確認の面接）で受験しに行く管区を選択するということなんですか？
聞いてばかりで申し訳ありませんが。

Answer 1

国家一般職試験は地域によって合格者最低点は違います。例年は行政東海北陸と行政近畿では他地域よりも高得点が必要です。

一方、国税専門官採用試験は国家一般職試験とは異なり、受験時点では受験区分(行政近畿、行政東海北陸など)がありませんので一次試験、二次試験ともに合格者最低点は全国統一となっています。

ただ、最終合格後に各国税局が行う採用面接では、国税局によっては競争率が高いことがあります。
採用数の大部分は東京、関東信越、大阪、名古屋が占めていますので地方局だと採用数が少なめなので競争率は高いことが多いです。

採用面接といっても意向確認の面接なので、その時に大事なのが最終合格時の順位です。
人気局で採用されるには上位で合格しないと採用は厳しいです。

つまり、採用試験自体は、難易度は全国同じですが、実際の採用となると競争率が地域で異なるという認識で良いと思います。

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以下、補足の回答です。
質問者様の言う受験区分というのは希望する試験地という意味でよろしいですか？？

国税の場合は第一次試験、第二次試験の試験地を出願時にそれぞれ任意に選択することができますが
これらはともに自分の受験に便利な地域を選択してもらって構いません。
希望受験地＝採用希望管区ではありません。

一方で国家一般職の場合は、第一次試験までは任意の受験地を選択できますが、
第二次試験からは出願した管区の都市の面接会場が指定されます。
（行政近畿なら大阪市、行政東海北陸なら名古屋市）

ちなみに裁判所事務官試験は第一次試験ですら任意の試験地を選択することはできず、希望の管区内の都市で指定される
試験地で試験を受けることになります。

このように同じ国家公務員でも試験の仕組みが違うし、来年も同じとも限らないので質問者様も来年の出願時には、書き込みを鵜呑みにせずに、改めて受験案内を熟読してくださるようお願いします。

しかし、国税の場合でも二次試験地はできれば採用を希望する管区で受けるほうがいいという話もあります。
おそらく理由は、国税局の人事担当者も二次試験面接官を担当することがあるので、自分の面接した受験生が採用面接でも同じだった場合はある程度どんな受験生か知っているので、初対面の受験生よりも印象強くなるかもしれないからです。

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以下、採用面接について
では国税はいったいいつ採用希望管区を聞かれるの？という疑問にお答えします。
第一次試験合格通知書に採用面接登録カードというものが同封されており、ここで採用を希望する国税局と採用面接を受ける日程を記入し、第二次試験受験時に提出します。

採用面接は全国どの国税局でも、最終合格発表日当日かその翌日の２つの日程で行われます。
今年度試験では８月２２日、２３日でした。

したがって最終合格発表後、第一希望の国税局に自分の登録した日程で採用面接を受けに行くという流れです。
ちなみに、最終合格発表は９時で、採用面接は受付が９時半とかからなので、合格発表当日に日程を登録した場合、
まだ最終合格しているかもわからない状態で採用面接会場前で携帯で合格発表を確認するということになります。
落ちた場合はもちろん採用面接は受けることができず、とんぼ返りとなりますのでみじめな思いをすることになります。

Answer 2

国Ⅱもそうでしたが
合格に地域差はありますよ。
間違いありません。
倍率からして違いますからね。