車のデザインは、カテゴリーとしてはインダストリアルデザイン(工業デザイン)とかプロダクトデザイン(製造デザイン)になります。 仕事は基本的に将来の車を開発する仕事ですから、無から有を生じさせなくてはなりません。 また、車の開発から製造までには時間がかかりますから、スケッチから初めても実車が発売されたときに十分新しく見えなければならないし、 モデルチェンジまでの3~4年間に陳腐化しないデザインであることも要求されます。 ということは、スケッチを描いた時点で7~8年先に実車が世の中で売られて競争力があることが求められるわけです。 ということは想像力がないと続けられない仕事であることはわかりますね。 カー・デザイナーになるには、入口としては美術系大学のインダストリアルデザインやプロダクトデザインの専攻課程に入学し、 基礎的なデッサンや、それぞれの専門課程におけるスケッチの提示やレンダリング作成、スケッチを図面化する作業や、図面を基に1/10や1/5のクレイモデル制作を学んだりします。 私は美大ではグラフィック系でしたが、友人にはインダストリアルデザインの学生も大勢いて、 卒業後はトヨタやいすゞ、ニッサンなどの自動車メーカーのデザイン課に就職しています。 さて、入学先はこのような美術系大学ですが、入学するためには学科試験以外にデッサンや平面構成などの実技試験があるところがほとんどです。 ですので入試に際しては事前にデッサンの勉強をしておかないと学科で通っても実技で落とされます。 まだあなたが高校2年生ぐらいなら、放課後に美術室で石膏デッサンや静物デッサンをするとか、 美大受験専門のデッサン教室に通いましょう。 カーデザインに関しては「カー・スタイリング」という雑誌が色々な車の開発過程を紹介しているので、 図書館や本屋で見てください。 以下、大学の例、受験デッサン教室の例、専門誌などをリンクしておきますので参考に。 http://www.musabi.ac.jp/ http://www.ochabi.ac.jp/gakuin/ http://www.carstyling.co.jp/
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